読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

地域おこし協力隊と勝秀鍛冶屋見習い

2015年4月より四万十町地域おこし協力隊として活動。任務は「鍛冶屋技術を受け継ぐ事」

今回だけ!

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

f:id:kajiya40010:20170114001604j:plain今日は一日中刃物の研ぎ直しをしていました。
カマを4丁、包丁15丁。
一日かけて一人でこれだけです。

今回は包丁すべて500円です。「今回は」というのは師匠の気分で値段が変わり、だいたい安くしてしまいます。
本来ならば柳刃や蛸引きと普通の三徳包丁が同じ値段ではないのですが、お客さんと話をして決めます。

今はそれで良いのです。今は...。

もっと早く良い研ぎをしなければ!
今日の研いだ数では儲けにならない!

明日も頑張ろう。


【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429

連日の鹿!

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

続けての狩猟の話となり鍛冶屋はちゃんとやっているのか!?と指摘されそうですが、鍛冶屋はしっかりとやっております。

ただ嫁が狩猟素人な事と私も狩猟について勉強をしたい為に、師匠に許可をもらい駆け付けるようにしています。

 

初めて?ワナに鹿がかかった翌日の早朝、近所の方から役場に電話がかかってきたそうです。

「鹿がワナにかかっている!」

 

それから嫁に連絡が来て、嫁から私のところへ慌てた様子で連絡が来て、見に行くことに。まさかの連日の捕獲か⁉

なぜか鍛冶屋師匠と奥さんも「興味がある。」と一緒に見に行くことになりました。

 

道路から見える位置にかけていたワナにしっかりとしたサイズの鹿がかかっていました!

ワナから外し観察してみます。

f:id:kajiya40010:20170111215515j:plain

着いた頃にはすでに死んでおり冷たくなっていましたが、体を荒らされた形跡はなく綺麗な状態でした。前日この近くで一頭捕獲していてその時の見回りでは掛かっていなかったので、前日夜から早朝にかけて掛かったようです。

メスにしては良いサイズらしい。

冷たくなっていたので血抜きが出来ない。食べない方が良い。

 

しかしせっかく頂いた命をすべて無駄にしたくは無い、と嫁。

綺麗な毛並みの皮をなめして利用することにし、鹿を軽トラに積んで解体小屋へ運びました。

f:id:kajiya40010:20170111222006j:plain

重さは40KG超え、なかなかのサイズの鹿を吊るして皮を剥いでいきます。皮を剥ぐのは二回目でしょうか?

 

私が以前試しに作った解体用の包丁を使って皮を剥いでもらいました。

f:id:kajiya40010:20170111224349j:plain

「いいよ!使いやすい!」

「皮を剥す作業が楽に出来た。」

「厚さも形も大きさも今のところ改善点ナシ!」

という感想をもらいました。が、お互い素人なもんで本当に良いのか悪いのかわかりません!

 

皮は綺麗に剥し肉は山に返しました。ありがとうございました。

後日初めての皮なめしに挑戦してみるそうです。

その模様もいつかお伝えしたいと思います!

 

次回こそは鍛冶屋の話を...。

 

【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429

 

やっと獲物が!

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

ニュース速報!

とうとう嫁が獲物を捕ったそうです!

 

さっそく聞いてみましょう!

 

Q.獲物はなにが捕れたのですか?

A.「鹿!」

 

Q.初獲物の感想は?

A.「とってもうれしいです!でも実は初じゃない。」

 

Q.それはどういうことですか?

A.「初めての獲物はタヌキなのです。うちの猫よりひとまわり大きいタヌキでした。かわいそうなので逃がしました。」

 

Q.では鹿は初めて捕ったということなんですね?

A.「いいえ、鹿は二度目です。」

 

Q.えっ、初でも何でもない?

A.「そうなんです。土曜日に炭焼師匠から電話があって『毛だけになっちょるぞ』と、

ワナにかかった鹿がイノシシに食われたようです。」

 

Q.おぅ...食われた。残念でしたね。

A.「かわいそうな事をしました。なので、今日ワナを見に行ったのです。」

 

Q.そしたらかかっていた!

A.「はい。死んでいましたけど。まだ形がありました。内臓は食べられていましたが。」

 

Q.それでどうしたのですか?

A.「あなたを電話で呼んだじゃないですか。」

 

...ということでさっそく駆けつけました。

f:id:kajiya40010:20170109222055j:plain

ワナにかかるとこうなるんですね。前脚がくくられています。

まずはこれを外します。ワイヤーを緩めて、ダニに気を付けて・・と色々ある様です。

嫁は一人でやっていて、私は見ているだけです。

f:id:kajiya40010:20170109222313j:plain

そして次は鹿の耳を切り取ります。それが決まりの様です。鹿を捕った証拠として冷凍保存し、役場へもっていくのです。

f:id:kajiya40010:20170109222250j:plain

この後、嫁は鹿に手を合わせて最後に埋めていました。

「かわいそうな事をしたなあ、肉を食べてあげられなかった。でもイノシシのエサになったか。」などと一人で言っていましたが、その近くにワナをまだ仕掛けてあるので、イノシシも取るつもりの様です。

 

急な山道を「耳~耳~鹿の耳~♪」と変な歌を歌いながらご機嫌で下っていました。

 

「掛かってた!」の報告を、炭焼師匠や猟師友達のおんちゃん、土佐清水のワナ先生や鍛冶屋師匠みんなが喜んでくれました。

 

よっぽど嬉しかったのか、晩御飯には自分で買ってきた赤飯を食べていました。

初獲物おめでとう!

謹賀新年 平成29年

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

f:id:kajiya40010:20170106231519p:plain

 我が家は毎年嫁が書く年賀状をお送りしております。

決まって、私、嫁、猫2匹の似顔絵が書かれたイラストで、今年はサザエさん風でした。そうです!菊池は極太マユゲなのです!

 

 

さて、勝秀鍛冶屋も仕事が始まりさっそく注文の刃物を火造りしています。

珍しい注文でなんと一尺(30cm)の両刃出刃包丁!

重すぎる気もしますが欲しいというお客様がいる限り喜んでお作ります。

 

太いはものなのでしっかり「割り込み」で作ります。

鉄を真ん中から開き、

f:id:kajiya40010:20170106233205j:plain

鋼を合わせて鍛接します。

f:id:kajiya40010:20170106233324j:plain

それを鍛えながら包丁の形にしていきます。

f:id:kajiya40010:20170106233626j:plain

師匠は「包丁は得意ではない」、と言いながらも素早く形にしています。

前にも何度かこの大きさの出刃の注文があった様で、「こんな太いものを使うひとがいるんだなぁ」と感心していました。

刃物部分が完成したらそれに合わせ、柄も製作予定です。

f:id:kajiya40010:20170106233510j:plain

 

勝秀鍛冶屋は今年もお客様のご希望にできる限り対応させて頂きます。

腰鉈、剣鉈、包丁を中心に、ぜひご相談ください。

 

本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429

本日私が宝くじを買う理由(どうしても伝えたい事)

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

突然ですが皆さん、年末ジャンボ宝くじは買いましたか?

締め切り23日ですよ。

 

私は年末ジャンボに限っては10年くらい続けて買っています。

まったく当たりませんが。

 

しかし今年は当たる予感がバンバンします。

本日12月21日に買えと宝くじの神様が教えてくれたような…。

 

 

朝一番、鍛冶屋へ行くと通勤のスポーツサンダルから安全靴に履き替えそれから仕事の準備をするのですが、靴の置き場がなぜか臭い。鍛冶屋でこの匂いは初めて。

「師匠まさか、やったか⁉」と心の中で疑いましたが、師匠のお尻は怪しくない。

 

なんだ?と周りを探すとすぐに発見!猫の運!

つやつやホカホカもりもり。「あっぶね~!」とそのを草むらにブン投げ一件落着。

 

さて、靴を履き替えるかと思ったらまだ匂うぞ。

まさか!と思い左足のサンダルの裏を見ると、軽くを踏んでいた…。

「なんてこったい。」

朝からツイてないな~と靴を履き替えようと何気なく靴下を見ると、靴下が濡れている。

「まさか!?」

その濡れている部分を指で触り、鼻を近づけると、

「クッサー!」

運!しかも指で拭ってしまった。

サンダルも良く見ると裏だけじゃなくてかかとのストラップのところにべったり運が

 

左足、靴下、右手。が3ポイントも。

ツイてない、というより完全に運が付いている。

 

さすがにもここまでだろうと思い、ふと右足のサンダルをみるとガッツリ付いてるではないかー!

しかもスライムを踏んだみたいにビローンと。上から見ても踏んでるって分かる…。

 

ここまでくると笑顔になります。師匠と大笑いです。

運と福が同時に来たみたい!...…。

 

ポイントを整理すると、

  1. 鍛冶屋の中で猫の運を見たのは初めてなのに。
  2. 運を踏んだのは十数年ぶり。
  3. 同時に4ポイントも運を付けたのは初めて。

 

これだけのがべったり付いた日は私にとって大安吉日に違いない!!

鍛冶屋を早々に切り上げ宝くじ売り場へGOー!買いましたー!

 

 

きっとデカいのが当たる。ヒヒヒ。

f:id:kajiya40010:20161221220450j:plain

 

山で鉈の勉強

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

今日は鍛冶屋ではなく山仕事のお手伝いをしていました。
山を整備して紅葉する木々を植樹し、公園をつくる計画です。地域の方や中学生にも植樹をしてもらい、山を身近に感じて大切にしていこうという取り組みです。
f:id:kajiya40010:20161214232318j:plain

私は今日で5回目の参加。木を切ったり下ろしたり、道を作ったり、素人ながら出来る事をしています。

参加する理由は山や木を知るという目的に加え、大事な勉強が出来るからです。
それは、「鉈の使い方」の勉強です。

プロはどういう時に鉈を使うのか?
小さいチェーンソーとの使い分けは?
どんな鉈が今の時代に必要なのか?

など知りたい事はたくさんあり、自分でも使う中で気付く事があるのではと思い、私は山に行っています。

今日は天気の都合もあり午後からドウダンツツジの植樹を70本程行いました。


山が綺麗な紅葉を見せてくれる立派な公園になる頃、私はどのような鍛冶屋になっているのだろうか。
頑張らなくては。


【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429

猟師小屋へ

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、【鉈の勝秀】勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

 

猟期も始まり、猟師見習いの嫁も活動を始めています。

まだ自分では捕ることは出来ていませんが、猟師仲間のおんちゃんから「掛ったから捌く練習するか~?」と声をかけて頂くことが多くあり、本当は行きたくないですが私も勉強の為ついて行くことにしました。

 

今回は20㎏ほどの小型のイノシシ。

まずは毛を抜く。しっかり抜かないと食べにくいからね。 

お湯をかけながらこそげ落とす。

f:id:kajiya40010:20161130223144j:plain

毛を抜く作業で解体時間の半分くらいではないでしょうか。

かなり丁寧に行っていました。

私は毛を抜く作業で「動物」から「肉」になったと感じました。

 

続いて内臓を取り出します。

腹を開いて破かないようにごっそりと。

f:id:kajiya40010:20161130223602j:plain

それからやっと肉を切り分けます。

完全に「肉」です。早く食べたいという欲求も。

 

そしてその場で頂きます。

f:id:kajiya40010:20161207225420j:plain

やっぱり美味しい!新鮮なので臭みは無く脂ものって、まさに肉を食べているという歯ごたえ!

肉と合わせて心臓と肝臓を初めて食べました。

心臓はコリコリで癖は少なく、肝臓はまさにあの「レバー感」を強く感じました。好きな人は好きでしょう。

 

美味しく、残さず、頂きます。