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地域おこし協力隊と勝秀鍛冶屋見習い

2015年4月より四万十町地域おこし協力隊として活動。任務は「鍛冶屋技術を受け継ぐ事」

東京で会いましょう!

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

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3月12日東京で「地域おこし協力隊募集説明会」やります!
私も参加してみなさんと話をします。

それと私の活動発表もありますので、ぜひ地域おこし協力隊に興味のある方、来てください!

いや、勝秀鍛冶屋についての話でも良いので来てくださ~い。

えっ?そこからやるの?

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

普通の鍛冶屋なら絶対にしない、「えっ?そこからやるの?」
タイトル通りそこからやる話。


剣鉈、腰鉈の柄は山から切り出す。

柄なんて木工屋に頼めば良いと思うかもしれませんが勝秀鍛冶屋では柄にもこだわる。

鉈の太さやバランスを考え、例えば同じ6寸の鉈でも一丁一丁変える。
現代の作り方は柄に刃物を合わせる作り方です。
勝秀鍛冶屋では刃物に柄を合わせます。

生産効率を考えると絶対に前者ですが、どちらが良い製品なのかを考えると、私は後者だと思います。
なので私もこだわっていきたい。


今回は山師匠指導の元、樫【カシ】を一本倒す事になりました。
倒す向きを考え切り口を調整し、さらにワイヤーで引っ張ってコントロールします。

倒した後は細い部分は山師匠の炭木用に。
太いところは柄用に。
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木目が細かくなかなかの太さ。
1メートルくらいに玉切りしましたがまったく持てない。転がし引きずりどうにか軽トラに乗せました。
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今日はここまで。この量で250丁分はある、と鍛冶屋師匠ご満悦。

この後はさらに切って割る作業があり陰干し乾燥。
柄に使えるようになるには早くても3年だそうです。
自分の未来の為に!


山に囲まれた、恵まれた?立地にある鍛冶屋ならではの「えっ?そこからやるの?」の話でした。


【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429

頂き物で暮らす

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

いや~今日はスゴイ!
こんな日もあるのですね~。

食材をもらう日!
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米、人参、大根、菜花、ホウレン草、葉にんにく、リンゴ、ミカン。スゴイ!
しかもたくさんです!

米は15kgくらいで【米買わない記録】更新中。もうすぐ2年。

これで終わりじゃない!
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猟先輩が今日獲ったシカ肉。新鮮!

さらに!
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たくさんのアージも届きました!
お刺身とアジフライ?やったね!


皆様ありがとうございます。
おかげ様で食べ物に困ることもなく、元気に過ごしています。

今日の様に一気にたくさんもらう日はめったにありませんが、良く頂き物をします。
そんなタウン四万十にあなたも来ませんか?協力隊募集中。
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=2799

とうとう生体をやる!

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

四万十町に来てから嫁が狩猟免許を取得し鉄砲とわな猟、両方の許可を得ました。

まだまだ猟を始めたばかりの新人ですが、今年に入ってから3頭のシカを駆除しています。
そして先日の早朝「シカが掛かっているぞ。」と4頭目の連絡をもらい私も現場を見に行きました。

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山の中、私にはかわいく見えるシカさんがこちらを見て怯えています。

4頭目にしてやっと、初めての生体です。

 

これからこのシカさんがどうなるかを想像すると私はとても悲しい気持ちになりました。

本当に駆除するほどこの十和で増えているのだろうか?とも思いました。

 

それからシカさんを気絶させ放血させます。わなに掛けた以上必ずやる作業です。

嫁は初めてなのに淡々と行っています。

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嫁のポリシーは「奪った命はおいしく頂く」です。私も同じ考えです。

矛盾していると思うかもしれませんが、私は命を奪うことは出来ませんが食べます。

 

このあと嫁は一人で解体して、お肉と皮を持って帰ってきました。
お肉は細かく切って牛脂を混ぜて鹿ハンバーグにして美味しくいただきました。シカさん、ありがとうございました。

 

皮はどうするのかって?テンと同じく毛皮にするそうです。

自分が家に帰ってきたころには脂肪を除去し終わっていました。(作業スピードが速くなっている!)

狩猟がレベルアップしているのかわかりませんが、次回は鉄砲で獲物をとるぞ!と張り切っています。

(現在は鹿とイノシシのみ3月中旬までだそうです)

 

 

※ 勝秀鍛冶屋では解体もしません、お肉も毛皮の販売もしません、狩猟をやる嫁もいません。師匠と私と鉈ならあります。

 

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429

 

ふるさと納税をお休みします

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

なにかと話題の【ふるさと納税】ですが勝秀鍛冶屋も参加しており、四万十町に納税していただくと返礼品として6寸の鉈をお送りしています。

全国の方々に選んで頂き、とても嬉しく感謝しております。

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たくさんの注文を頂き、鉈の製作を急いでいるのですが、3ヵ月の納期を守れない可能性が出てきました。

現在ご注文の鉈の納期確保の為、しばらく【ふるさと納税】としての受付を中止することにしました。
ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。

なお、通常の注文は長らくお待たせしてしまいますが受付いたしますのでご注文ください。


【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429
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テンが!

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

嫁が狩猟免許を取得してから、狩猟関係で知り合った方々から様々なものを頂きました。
鉄砲での猟をやめた方からは猟銃を、罠の講師と仲良くなって罠をたくさん、捕獲した猪、鹿の肉は家までお届け。
ありがたや~。

そして先日、
「毛皮にするといい。」と死んだテンを持って来てくれました!テンの毛皮は高級品です。

しかしあいにく嫁は高熱でダウン。私が受け取りました。手渡しで...。
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参ったなぁ、腐るといけないからやっぱりオレがやるのかぁ?怖いじゃん。

しばらく考えましたがやっぱり出来ないと判断し、ごめんね、高熱の嫁出動。
手際良く捌いていきます。
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この時嫁は鼻が詰まっていたから気が付かないけど、テンってとても臭い。イタチと親戚だからか体臭がキツくて鼻の奥に残る。
一日中何を食べてもテン臭の味になるのでみなさん気を付けて。

そしてあっという間に皮一枚のうつぶせに。
ここまでやればとりあえずOKです。
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後日、体調が回復して続きの作業をやろうとした時に嫁は気付く。
「すっげぇくっさい!」

それからそれから、しっかり洗って乾燥させたり揉んだりしてたぶん完成と嫁。(素人だからよくわからない)
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襟巻きにするか~と持ち上げると、クッサ!おいにーがついきー!獣臭残ってる!

という事でテンを見かけたら、テンの襟巻きを見かけたら、まずはにおいの確認を。

【テンはちょ~臭い】というお話でした。

先代勝秀の作

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

修理として持ってきて頂いた中に、先代が作ったものが戻ってくることがあります。

鉈はよくあるのですが、先日は釿(ちょうな)と柄鎌(えがま)の研ぎ直しがありました。

先代が作ったものですので50年ほど前のものでしょうか?

当時と今では使用頻度は減っているでしょうが、良いものは何年経っても研げば使えます。鍛冶屋としては少し複雑な気もします。

 

これはちょうなと呼びますが一般的には斧です。

型も地域によって違いがある様ですがこれは土佐の型だそうです。鋼はもちろん割り込み、「勝秀」の銘も切ってあります。

柄の入る部分「ヒツ」もまっすぐに抜いています。

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なかなか激しく使っているようですが刃のねじれや大きなカケは無く、少し研いでまた使えるようになりました。

今後の自分の為に寸法をメモしています。

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続いて柄鎌です。

私はこの時に初めて、先代は柄鎌も作っていたことを知りました。

「親父はワシとは違い、一流の鍛冶屋だった。」としみじみと語る師匠。

今はヒツを溶接でくっつける作り方が主流ですがこれは曲げてヒツ穴を抜いています。

先端に二段の突起の付いた「ふたつめ」という型で炭焼きに使われていたそうです。

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山林に囲まれた土地にあり、山の道具を得意としていた勝秀鍛冶屋。

師匠もちょうなと柄鎌はだいぶ作った様で、ぜひ作り方を今度見せてもらいたいとお願いしました。

今は時代遅れの作り方かもしれませんが、私も昔の作り方で山の道具を作りたいです。

 

【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

TEL 0880-28-5429