こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
裏山のはっさくが最盛期を迎えています。
ほっておかれてなり放題なので頂いてますが、このはっさくチョー旨い!
はっさくも食べ放題なんて!田舎ってスゲー!
都会じゃ犯罪者扱いだぜ!カゴいっぱい。
帰ったらサンダルにミカン入ってるし!
なんて日だ!
誰が置いたミカンなのかはわかりませんがありがとう。
田舎ってステキ。
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
先週東京に行って、地域おこし協力隊の募集と活動報告を行ってきました。
しかし開催場所の立地条件が悪いのか、募集の宣伝が悪いのか...
全然人が集まりませんでした。せっかく東京まで行ったのに!
でも一つ嬉しいことがありました。それは、わざわざ私を訪ねて来てくれて勝秀鍛冶屋の話を聞きに来た人が居たのです。
その人はかなりの刃物マニアで、勝秀の鉈を持っていて「勝秀の鉈はすごい!!」という事を私に伝えてくれました。そして、自分の希望する刃物を作る事が可能かを直接話したかったそうです。
人は少なくて沢山の人にアピールは出来ませんでしたが、良い出会いがあったので東京出張は満足でした。
さて話は変わりますが、これは勝秀の新商品?ではありません。
私が特別にプレゼント用に遊びで作った包丁と鞘です。柄も鉈の廃材で作りました。
見た目はなかなかカッコイイでしょ?
でもね、手間が掛かりすぎて量産できないのです。そして普通の主婦とか、とにかく職人以外は包丁って持ち運びしないよね?じゃあ鞘っていらないよね?っていうことです。ただの自己満足です。
あくまで遊びですので「すみませ~ん、鞘付きの包丁ください。」と言って注文しないでください。
嫁は「鞘付きくださ~い。」と私に言ってきましたが、お断りです。
※師匠は包丁の柄の注文に答えますが、上の写真の様な柄ではありませんのでご注意ください。師匠の作る柄はエンジュの木にステンレスの輪です。
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
3月12日東京で「地域おこし協力隊募集説明会」やります!
私も参加してみなさんと話をします。
それと私の活動発表もありますので、ぜひ地域おこし協力隊に興味のある方、来てください!
いや、勝秀鍛冶屋についての話でも良いので来てくださ~い。
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
普通の鍛冶屋なら絶対にしない、「えっ?そこからやるの?」
タイトル通りそこからやる話。
剣鉈、腰鉈の柄は山から切り出す。
柄なんて木工屋に頼めば良いと思うかもしれませんが勝秀鍛冶屋では柄にもこだわる。
鉈の太さやバランスを考え、例えば同じ6寸の鉈でも一丁一丁変える。
現代の作り方は柄に刃物を合わせる作り方です。
勝秀鍛冶屋では刃物に柄を合わせます。
生産効率を考えると絶対に前者ですが、どちらが良い製品なのかを考えると、私は後者だと思います。
なので私もこだわっていきたい。
今回は山師匠指導の元、樫【カシ】を一本倒す事になりました。
倒す向きを考え切り口を調整し、さらにワイヤーで引っ張ってコントロールします。
倒した後は細い部分は山師匠の炭木用に。
太いところは柄用に。
木目が細かくなかなかの太さ。
1メートルくらいに玉切りしましたがまったく持てない。転がし引きずりどうにか軽トラに乗せました。
今日はここまで。この量で250丁分はある、と鍛冶屋師匠ご満悦。
この後はさらに切って割る作業があり陰干し乾燥。
柄に使えるようになるには早くても3年だそうです。
自分の未来の為に!
山に囲まれた、恵まれた?立地にある鍛冶屋ならではの「えっ?そこからやるの?」の話でした。
【鉈の勝秀】
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
いや~今日はスゴイ!
こんな日もあるのですね~。
食材をもらう日!
米、人参、大根、菜花、ホウレン草、葉にんにく、リンゴ、ミカン。スゴイ!
しかもたくさんです!
米は15kgくらいで【米買わない記録】更新中。もうすぐ2年。
これで終わりじゃない!
猟先輩が今日獲ったシカ肉。新鮮!
さらに!
たくさんのアージも届きました!
お刺身とアジフライ?やったね!
皆様ありがとうございます。
おかげ様で食べ物に困ることもなく、元気に過ごしています。
今日の様に一気にたくさんもらう日はめったにありませんが、良く頂き物をします。
そんなタウン四万十にあなたも来ませんか?協力隊募集中。
https://www.town.shimanto.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=2799
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
四万十町に来てから嫁が狩猟免許を取得し鉄砲とわな猟、両方の許可を得ました。
まだまだ猟を始めたばかりの新人ですが、今年に入ってから3頭のシカを駆除しています。
そして先日の早朝「シカが掛かっているぞ。」と4頭目の連絡をもらい私も現場を見に行きました。
山の中、私にはかわいく見えるシカさんがこちらを見て怯えています。
4頭目にしてやっと、初めての生体です。
これからこのシカさんがどうなるかを想像すると私はとても悲しい気持ちになりました。
本当に駆除するほどこの十和で増えているのだろうか?とも思いました。
それからシカさんを気絶させ放血させます。わなに掛けた以上必ずやる作業です。
嫁は初めてなのに淡々と行っています。
嫁のポリシーは「奪った命はおいしく頂く」です。私も同じ考えです。
矛盾していると思うかもしれませんが、私は命を奪うことは出来ませんが食べます。
このあと嫁は一人で解体して、お肉と皮を持って帰ってきました。
お肉は細かく切って牛脂を混ぜて鹿ハンバーグにして美味しくいただきました。シカさん、ありがとうございました。
皮はどうするのかって?テンと同じく毛皮にするそうです。
自分が家に帰ってきたころには脂肪を除去し終わっていました。(作業スピードが速くなっている!)
狩猟がレベルアップしているのかわかりませんが、次回は鉄砲で獲物をとるぞ!と張り切っています。
(現在は鹿とイノシシのみ3月中旬までだそうです)
※ 勝秀鍛冶屋では解体もしません、お肉も毛皮の販売もしません、狩猟をやる嫁もいません。師匠と私と鉈ならあります。
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
なにかと話題の【ふるさと納税】ですが勝秀鍛冶屋も参加しており、四万十町に納税していただくと返礼品として6寸の鉈をお送りしています。
全国の方々に選んで頂き、とても嬉しく感謝しております。
たくさんの注文を頂き、鉈の製作を急いでいるのですが、3ヵ月の納期を守れない可能性が出てきました。
現在ご注文の鉈の納期確保の為、しばらく【ふるさと納税】としての受付を中止することにしました。
ご迷惑をおかけいたしますがご了承ください。
なお、通常の注文は長らくお待たせしてしまいますが受付いたしますのでご注文ください。
【鉈の勝秀】
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
嫁が狩猟免許を取得してから、狩猟関係で知り合った方々から様々なものを頂きました。
鉄砲での猟をやめた方からは猟銃を、罠の講師と仲良くなって罠をたくさん、捕獲した猪、鹿の肉は家までお届け。
ありがたや~。
そして先日、
「毛皮にするといい。」と死んだテンを持って来てくれました!テンの毛皮は高級品です。
しかしあいにく嫁は高熱でダウン。私が受け取りました。手渡しで...。
参ったなぁ、腐るといけないからやっぱりオレがやるのかぁ?怖いじゃん。
しばらく考えましたがやっぱり出来ないと判断し、ごめんね、高熱の嫁出動。
手際良く捌いていきます。
この時嫁は鼻が詰まっていたから気が付かないけど、テンってとても臭い。イタチと親戚だからか体臭がキツくて鼻の奥に残る。
一日中何を食べてもテン臭の味になるのでみなさん気を付けて。
そしてあっという間に皮一枚のうつぶせに。
ここまでやればとりあえずOKです。
後日、体調が回復して続きの作業をやろうとした時に嫁は気付く。
「すっげぇくっさい!」
それからそれから、しっかり洗って乾燥させたり揉んだりしてたぶん完成と嫁。(素人だからよくわからない)
襟巻きにするか~と持ち上げると、クッサ!おいにーがついきー!獣臭残ってる!
という事でテンを見かけたら、テンの襟巻きを見かけたら、まずはにおいの確認を。
【テンはちょ~臭い】というお話でした。
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
修理として持ってきて頂いた中に、先代が作ったものが戻ってくることがあります。
鉈はよくあるのですが、先日は釿(ちょうな)と柄鎌(えがま)の研ぎ直しがありました。
先代が作ったものですので50年ほど前のものでしょうか?
当時と今では使用頻度は減っているでしょうが、良いものは何年経っても研げば使えます。鍛冶屋としては少し複雑な気もします。
これはちょうなと呼びますが一般的には斧です。
型も地域によって違いがある様ですがこれは土佐の型だそうです。鋼はもちろん割り込み、「勝秀」の銘も切ってあります。
柄の入る部分「ヒツ」もまっすぐに抜いています。
なかなか激しく使っているようですが刃のねじれや大きなカケは無く、少し研いでまた使えるようになりました。
今後の自分の為に寸法をメモしています。
続いて柄鎌です。
私はこの時に初めて、先代は柄鎌も作っていたことを知りました。
「親父はワシとは違い、一流の鍛冶屋だった。」としみじみと語る師匠。
今はヒツを溶接でくっつける作り方が主流ですがこれは曲げてヒツ穴を抜いています。
先端に二段の突起の付いた「ふたつめ」という型で炭焼きに使われていたそうです。
山林に囲まれた土地にあり、山の道具を得意としていた勝秀鍛冶屋。
師匠もちょうなと柄鎌はだいぶ作った様で、ぜひ作り方を今度見せてもらいたいとお願いしました。
今は時代遅れの作り方かもしれませんが、私も昔の作り方で山の道具を作りたいです。
【鉈の勝秀】
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋の菊池です。
高知県に来てから色んな知識が増えました。やはり山に囲まれている為に山に関わる機会が多くあります。
鍛冶屋の鉈の鞘や柄も近くの山から頂いています。
みなさんは「つちのひ」をご存じでしょうか?
私は高知に来てから知りましたが、山の木を切ったり、土いじりをしてはいけないのが「つちのひ」だそうです。
言い伝えだけではなく、実際に切った木が腐りやすかったりと影響があるようです。
そんな「つちのひ」に入る前に、鍛冶屋で作る鉈の鞘に巻く山桜の皮を探しに行きました。
山師匠(炭焼き師匠)とハンター嫁と3人パーティ。
山師匠のリードで桜の木まで進んで行きます。途中、鳥がいれば嫁が撃つ作戦で。
なかなか急なところを登って行きます。
桜の皮は貴重品で、肌が綺麗で適当な厚さが無いと鞘に巻くことが出来ません。
その為、桜の皮を巻いた鞘は他よりは高級品として発売しておりますが、人気がありすぐに売り切れてしまいます。
しばらくして目的の桜の元へ。
前に鍛冶屋師匠に使える部分の選び方と剥がし方を教わっていたので見てみると、少しですが使えそうかところがあった!
ノミとハンマーで丁寧に切り取ります。
木の元でも先でも使えそうなところは頂きます。
一部切り取る程度ならば木のダメージは少なく元に戻ると山師匠から教わりました。
結果この日は3本の山桜から約5丁分取ることができ、鍛冶屋師匠もご満悦でした。
この皮から最初の写真のような美しい艶が出るのだから驚き!
その細工の仕方も覚えないといけない!
嫁の鉄砲の出番もなかった。
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋の菊池です。
前回、牡蠣を買いに行った話を書きましたが、あれからまた買いに行ってしまいました。牡蠣中毒性かもしれません。
牡蠣の燻製オリーブオイル漬け。
長期保存出来るうえに、すんごくウマイ!
そのままつまみにもなるし料理に使っても良い!
高級感がすごいのに実は作ると安くて簡単に出来る。
作り方の説明を簡単にしまーす。
①食卓用のナイフでバリバリ開ける。(写真はホタテを開ける道具ですが。)
貝柱を外せば良い。軍手などは自己判断。
②取り出したら大根を鬼おろしにしてやさしく洗う。
水で流す。
③火を通す為にやさしく茹でる。ぐらぐらさせない。5分。
④冷ました牡蠣を冷ました塩分7%ソミュール液に漬ける。2時間以上。漬ければ漬けるほど塩辛い。私は2時間。
⑤水洗いをして拭く。塩抜きはしない。この感じで冷蔵庫へ。表面が完全に乾くまで。
⑥燻製をかける。しっかりと色が付くまで。
⑦瓶に唐辛子と美味しいオリーブオイルを満タンに入れる。
数日置いたら美味しく食べられます。
完成!
これはホントに美味しくてびっくり!
鍛冶屋での販売はないよ!
でも販売したら絶対に売れる自信があるよ。
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋の菊池です。
四万十町に来てから2度目の冬。
昨冬に知り、美味しさと安さに驚き何度も買いに行った牡蠣があります。
四万十町十和から車で1時間半くらい、愛媛県愛南町の「御庄かき」!
殻つきのままなので鮮度は抜群、味が濃くて蒸し焼きでもカキフライでもとっても美味しい牡蠣です。
きっと生でも食べられるでしょうが、漁師さんはウンとは言わない。
それと美味しいだけじゃなく値段が安い!
1000円でこんなに!?と思ってしまいます。
昨年は宴会やるたびに買いに行き、実家や親戚にも贈り大変喜ばれました。
そんな感じでトータル400個くらい買ったような気がします。...買いすぎですよね。
それだけ買うと漁師さんと番号交換するほどの仲になり、今では養殖場で海から引き揚げてすぐの牡蠣を直接買わせてもらってます。
船で登場、船で仕事に戻る姿が格好いいんだ!
本題に全然入ってませんが、今が旬の「御庄かき」を100個買って50個宴会で蒸し焼きで食べて、残りの50個を燻製オリーブオイル漬けにした話を...
次回します!
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋の菊池です。
四万十町十和地域は山ばかり。
昔から特用林産物の生産が盛んで、しいたけの原木栽培法の確立は全国でも先駆けだった様です。
今でも自家用に栽培する方が多く、子供でもしいたけ栽培を知っているほどです。
私は神奈川にいた頃はしいたけは買うものであり、作り方など興味はありませんでした。
しかしあの頃とは違いしいたけに興味ありあり、十和の菊池家にはなんとしいたけの木が20本ほどあります!
山から下ろしてきました!今年はやります!
都合よく子供向け教室、「しいたけの駒打ち体験」のボランティアスタッフとして協力依頼があり、教えてもらえる!という事で参加してきました。
山から下ろしてたクヌギやコナラを約1M程に玉切りし専用ドリルで穴を空けていきます。
Makitaがしいたけ専用ドリルを販売している事に驚き!
こんな駒を穴に打っていく。白いのがしいたけ菌。
なかなかポコポコ打つのが楽しく大人も子供も夢中でした。
やり方は覚えた。
ドリルも借りて余った菌も頂いたので、我が家のもやらなきゃ。
今年か来年の秋にはしいたけ祭りだー!
ワッショイしいたけ!
こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋の菊池です。
今日は朝起きたらびっくり予想外!
積雪!
どうやら午前5時頃から一気に積もった模様。
今シーズン初の雪にウキウキしながら車にチェーンを付けてノリノリ出発鍛冶屋へ。
もしかしたら、もしかしたらだけど、
「今日は休みにしよう。」って師匠が言うかなぁ~、と期待しました。が普通に仕事ありでした!
あれ?あんまり見たことの無いジャージを着ているぞ?
胸のロゴになんて書いてあるんだ?
ACTIVE DOUBLE STAINLESS
ウワァー!
常に金属の事を考えているなんて!
お見逸れしましたー!
それにしてもジャージなのになに?
アクティブダブルステンレスって...。