勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

えっ⁉ それ炭になるの⁉


こんにちは「その嫁」です。

今回は狩猟ネタからは離れて炭焼きの話をします。

勝秀鍛冶屋は昔ながらの方法で鉈を作っています。その為に松炭を使うことから、我が家で松炭を焼いてみようという事になりました。

四万十町の松で松炭を焼いて鉈を作る。全てが「made in towa(十和)」

地元のオジサンが協力してくれて「鍛冶屋見習い」と3人で炭焼きをしています。


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これは松の木を炭窯に詰めている途中です。「あーでもない」「こーでもない」と言っている場面だと思います。

「その嫁」は身体が小さいので炭窯に入って木を詰めています。なぜなら「鍛冶屋見習い」は身体が大きいので、肩や背中がぶつかって炭窯を壊してしまいますから。


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何回か炭を焼いて思ったのが「死んだ虫って炭さ、ならねべが?」

夏の間に我が家で飼っていて寿命で死んだカブトムシやクワガタを見て思いつきました。

松ぼっくりの炭や、果物や栗の炭はよく見ますよね?でも~

虫の炭はあまり聞いたことが無い!やってみよう!

と思いついて、また3人で考えて焼いてみました。

焼けましたよ~!


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かなり原型をとどめたままで銀ピカです。 

イケるものです。

 

綺麗に箱に入れ、今年の産業祭に出品しました。
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なかなか良い反応でした。オジサンや若い男性が食いついて見て下さいました。

 

作り方は秘密 

 

知りたい人は直接聞きにきてね。虫炭がほしい人も直接交渉です 笑

 

勝秀鍛冶屋の奥さんの畑か、十和の何処かに「その嫁」は居ますから 

 

おわり。

実食!ジビエ アナグマ編

こんにちは「その嫁」です。

 

アナグマを食べました。ジビエです。

だって、岩手のジッチャ(菊池祖父)も「マミ(アナグマ)は美味しいよ~」と言っていた。

四万十町の地元のオンチャン達も「美味いらしいで~」と言うんだもの。

試しに肉を薄く切って焼いて塩だけで食べてみる…おや?おかしいぞ?

…今まで味わった事の無い臭い…ってか、すんごい私にはダメな臭い!

脂や肉の味は悪くないよ。でも口の中から鼻の奥が「アナグマアナグマアナグマ…!アナグマ!」っていう状態。

飲み込めない~! ギブアップ!

旦那は「悪くないよ。」って食べている。

(解体中は臭いと騒いでいたのに)

さあどうしよう。単純に焼くのはダメだ。

赤ワインと酒とワインビネガーで野菜の切れ端やニンニクと一緒に煮込んでみよう!

はい~

こちらが煮込んだアナグマです~
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ソースは煮込んだ時のスープなんかを濾して、リンゴを少し加えたものです~

 

次の日は、肉を細かくしてボロネーゼのように~

ジャガイモでラザニア風に。

そこで気がついたのが、チーズとアナグマ臭は相性が良い事。アナグマ臭がチーズの香りと合わさって臭くない!

凄いぞ!組み合わせマジック! 

でも悪魔の組み合わせも発見してしまった。

イタリアンパセリはダメだ。また鼻の奥までアナグマ!になってしまう。しかも「必殺アナグマ倍返し!」ってアナグマが主張している

ハーブは合う物、合わない物がハッキリしています。合わないハーブだと恐ろしく不味くなります。

 

勉強になりました。

 

あ、毛皮は剥いで洗って鞣しています。小屋の軒下にぶら下がっています。 笑

 

おわり。

アナグマがわが家にやって来た 

こんにちは「その嫁」です。

私は鹿やタヌキの皮なめしをします。立派な毛皮を残そうと思って初めたのです。

今では仲間のオンチャンから、テンに始まり鹿やタヌキがそののまま届く用になりました。

 

ここ最近はアナグマハクビシンが新しく加わり、腰皮?尻皮?のレパートリーが増えました。

皮を剥ぐと驚くのが、アナグマハクビシンの分厚い脂肪!

冬に向けて脂肪を蓄えているんですね。

丸々太っています。f:id:kajiya40010:20181207074727j:image

…食ったら美味いらしいんだよな。

岩手のジッチャ(祖父様)も「マミは美味しいよ~」

(マミはアナグマです。)

四万十町十和のオンチャン達も昔は食べていた。と言っている。

死んで30分も経っていません。皮剥ぐついでに肉も解体してみっか?

食えるベが?…暫くそんなことを考えながら一人で黙々と皮を剥ぐ。

うーん(゚-゚)…ちと、クセのある臭いかなぁ。

でもこの位だと獣慣れしている私は気にしない。

解体中に帰ってきた「鍛冶屋見習い」は開口一番「くっせ!アナグマ臭するな~!」と言う。

確かに皮を剥ぐ作業中もアナグマはちょっと臭いか?と感じる。

でも、まあいいや。肉はやっぱり綺麗なので食べましょう。
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写真の肉は前脚と後ろ脚です。

ハーブ塩をしています。

って事でアナグマハクビシン
どうやって食べたか?

ジビエのお話です。

味はどんなか?…次回のお楽しみに!

 

おわり。

師匠とは別の…

こんにちは、勝秀鍛冶屋の菊池です。

 

ブログに嫁が登場し、菊池は鍛冶屋の話も更新しないし、辞めたんじゃないか?とお思いの皆様、鍛冶屋の見習いやってます。

いや~、ブログって面倒だなと思ったりして。

心配されると困るので私も少し鍛冶屋の話題を。

 

今までと変わらず師匠の下で学んでいますがそれと平行し、実は自分の工場の準備をしています。

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師匠の工場はご近所さんが近く、師匠がやらなくなり私の代に変わった時、煙やら騒音やらが迷惑に成りかねないという理由と、主要道路から離れていて鍛冶屋の存在が目立たない、という理由で新工場を建設します。

 

まだまだ技術が無いもので、工場が出来てもすぐにスタートとはいきませんが。

工場兼店舗の様なイメージで。

 

詳細はそのうちに。

 

 


【鉈の勝秀】 

勝秀鍛冶屋(松村) 

〒786-0504 
高知県高岡郡四万十町十川233-2 
TEL 0880-28-5429 

 

 

産業祭、今年もやりましたよ

こんにちは「その嫁」です。

11月の中旬に四万十町十和・大正地区で産業祭が行われました。

地域の人が自分で作った農産物や工芸品を出品して、地域の人が見に来たり品物を購入したりします。出店も多く、なかなかにぎわいます。

今回も「その嫁」は工芸品を出品しました。

そのなかのひとつが賞を取りました。やったー!


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優秀賞です。

なにで賞をとったかというと、獣シリーズです。タヌキの尻当てです。

尻当て?尻皮?腰皮?

ん~。四万十町十和では尻すけとも言う。

 

昨年の鹿のクラッチバックに引き続き2度目の入賞!

ちなみに昨年のもの。

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タヌキの尻当ては山仕事をする山師や猟師がお尻に下げていて、地面に座るときにお尻が濡れないようにするためのものです。

「山伏 尻当て」で検索すると出てきます。

昔はよく自分たちで作って使用していたそうです。

今は現物が無くて話を頼りに作ってみたので、正解かどうかは分かりませんが、ふかふかの尻当てができました。腰紐も旦那の協力を得て作った組みひもです。

来年は何を作ろうかなあ・・・

3度目の入賞を狙いたいなぁ、でも手先が器用な強敵が潜んでいるからなあ・・・


おわり。

「その嫁」登場します

こんにちは、勝秀鍛冶屋の菊池です。

 

ご無沙汰しております。鍛冶屋辞めたんじゃないか?と思われてしまうので、ちゃんと更新しようと思います。

そして、地域おこし協力隊ではなくなったのでタイトルが変わり、今後は「その嫁」が登場します。

よろしくお願いします!

 

こんにちは、「その嫁」です。

「その嫁」は獣系の話が多いかと思います。

なぜかというと「その嫁」は高知で狩猟をしたいと考えて、旦那が脱サラ宣言をしたときに狩猟免許を取りました。

しかし現状は仕事を3つ掛け持ちしているため、思う様に狩猟ができていません。高知に何をしにきたのかワケが分からない状態です。 (仕事のおかげでたくさんの地元の人と知り合いになれました。)

 

仕事の合間に出来る範囲で狩猟をしていこうと思っています。

いろいろ獣ネタがあってお話したいのですが、今回は止めておきます。

ネタ切れになると困りますから。

 

というわけで、「その嫁」の自己紹介でした。 皆様、よろしくお願いいたします。 f:id:kajiya40010:20181203193749p:plain酉年の年賀状から切り抜き

 

「その嫁」の似顔絵です。「その嫁」は田舎出身なのでほっかむりが良く似合います。

あのアメリカの放送局が勝秀鍛冶屋を!

こんにちは、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。


勝秀鍛冶屋の事をあのCNN(系列)がコマーシャルしてくれています!英語ナレーション字幕付き。
見てみてください!

"The Ancient Art of Forging Japanese Knives"


The Ancient Art of Forging Japanese Knives - YouTube

 

これは凄い!格好良すぎる!
鉈、師匠、山師匠、全部カッチョマン!
私はいっちょまえなことを言っていますが、まだまだ見習いなのに恥ずかしいです。

コメントも全部英語で良くわかりませんが、悪いことはあまり書いていない様に思います。


二度と無いでしょう。CNNは。
許可を得ましたので、しばらく宣伝に使わせて頂きます。格好良い映像を作って頂きありがとうございます。


【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋(松村)

〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429

 

 

450kgの松炭

こんにちは、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

鍛冶屋見習いの合間に勉強している炭焼きですが、1月下旬、山から松を切り出し始めやっと昨日窯から出しました!
写真と共に順を追って説明しますね、簡単に。

①山から切り出す。いつも炭焼き師匠と二人だけなので体力的にキツい。
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②炭窯まで運び窯に合わせた長さに切る。割る。
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③窯に入れる。小柄な嫁登場。
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④入り口を閉じて火の管理をする。
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⑤冷まして完成。開けて出す。
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いや~、ほとんど灰になってなくて根燃えも無く、硬くて良い炭が出来ていましたよ!
炭焼き師匠もびっくりする程の出来栄えでした。

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結果450kg程の松炭が完成しました!
切り出した松炭の原木が後5~6回分くらいあるので上手く焼けたら2.5㌧以上~!?

これは多すぎる!売れるほどある!

…ということで売ります。
松炭を使いたい人。鍛冶屋さんでも個人でも。
少量でも。まとめてでも。
炭屋じゃないので今回限りですが、連絡ください。


定量販売しましたので、終了とします。

移住相談に菊池家で参加

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

3月9日(金)と11日(日)、東京で四万十町移住セミナーがあります。移住に興味が無くても四万十町に興味があればOK。

なんと嫁も相談員として参加し、菊池二人でお待ちしております!

 

「田舎生活、退屈してない?」

「狩猟やってるって本当?」

「人付き合い大変じゃない?」

「買い物はどうしてるの?」

「私でも馴染めるかしら?」

等々、素朴な疑問から、女性、妻ならではの気になる疑問まで何でも答えるでしょう。

お気軽ご相談くださいませ~。

捕った鹿の革を持って行くとかなんとか。


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 もう一度言いますが、

移住セミナーと言ってますが、移住を考えてなくても大丈夫!四万十町のファンが増えれば良いのです!

 

9日は夜開始!四万十のお酒も無料で飲めるらしいですぜ。つまみもあるらしい。

 

 

松の炭にしばらくは困らない

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

鍛冶屋で松炭を使うという事を知っている地域の人から、

「珍しく松ばっかりの山がある。」

という情報に加え、

「うちの炭窯で焼こう。」

と、有り難い話を頂きました。

 

さっそく山に行ってみると、


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まあ松ばっかり!宝の山に見えるわ。

ただいくら取っても良いと言われても…大変。

でもやらなきゃ!せっかくの機会だから。

 

チェーンソーもろくに使ったことはないけど少しづつ慣れてきました。

 

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しばらく山仕事が続きそうです。

鍛冶屋仕事の為に山に入る、変な鍛冶屋の話でした。売るほど炭が出来そうです。

 

 

[鉈の勝秀]
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 088-028-5429

 

 

 

 

2018戌年始まり

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

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四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

毎年嫁が書く年賀状のイラストは好評で今年は戌年なので里見八犬伝

必ず私と嫁と猫2匹が似顔絵で描かれます。みんなそっくりですよ。

 

さて、1月8日の今日もNHK「にっぽん紀行」の再放送がありましたが、...見ていません。未だに見ていません。手元にDVDでありますが嫌なんです。

感動して応援してくださる皆さんには申し訳ないですが、見ません。嘘でもヤラセでもないんですけどだいぶ違うんです。

 

ですが反響が大きいのは事実です。たくさんの注文を頂き、忙しくさせて頂いております。

その中で「菊池の包丁が欲しい。」と言ってくれる方が多くいらっしゃり、大変嬉しく今後の励みとなります!

ですがまだ見習い、包丁もろくに作れない状態です。また作業できる時間も限られております。

ご理解いただき、全力で取り組みますがしば~~らくお待ちください。ごめんなさい!

 

 

[鉈の勝秀]
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 088-028-5429

三年目産業祭の話

こんにちは、四万十町勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

先日、四万十町西部地区産業祭が行われ毎年鍛冶屋見習いの私は何かしら出しています。

1年目は何も作れないので鉈の制作工程の説明と切れ味体験。


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2年目は地域に根付いた刃物、「薄刃」作り販売。


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3年目の今回は少しは成長を見せなくては、と思い包丁を15丁程販売しました。


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もちろん師匠の包丁とは比べものになりませんので見習い価格です。

形も様々。狙って作ったものもあれば、なっちゃった…というものも。

 今回は隣で師匠が作った包丁が並んでいて売れないかも、と思いましたが、地域の方々が

「頑張ってね!」「応援してるよ!」

と声を掛けて頂きあっという間に完売しました。皆さんの応援の言葉は本当に有り難くこれからの励みになります。

来年の産業祭はもちろん鉈を並べて売ります!

 

産業祭には農林産物、加工品等の品評会もあります。

今回初めて出品をしました!嫁が。

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鹿革のクラッチバッグ

審査員特別賞受賞!おめでとう!

賞状と賞品を頂きました。焼肉しましたー。

 

 

 

 

テレビで放送されます、が!

こんにちは、地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

来月、勝秀鍛冶屋についてテレビで放送されることになりました。

しかしどうも本当の私たちの考えと違うように放送されるのではないか、と思い改めて気持ちを書いてみます。

  •  地域おこし協力隊がきっかけではあるが、任期のたった3年で鍛冶屋の技術が身に付き、師匠と同じ鉈が作れるとは微塵も思っていない。
  • 30歳と遅いスタートなので初めからハンデがあることは分かっている。自分の努力次第だと考えている。
  • 職人の師弟関係として客観的にみると師匠の指導は厳しいとは思わない。このくらいは言われて当たり前、もっと厳しいところはたくさんある。
  • 「努力が足りない。」何年経ってもそう言うと思う。「職人の仕事はそういうもの、死ぬまでが修行で、自分が完璧だと納得できる物は少ないんだ。」と師匠が言っていた。自分も同じ考え。

初めから本気で鍛冶屋になろうと来ています。難しいからこそやりがいがあり、一生の仕事にしたいと思いました。

ですので諦めることも、挫けることもありません。

また、嫁についても(以下は嫁が書きました。)

  •  仕事を複数持っている理由は、旦那の給料が少なくてお金がたくさん欲しいからではなく、地域の方々と早く仲良くなりたいから。他にもいくつか仕事のお誘いを頂いているが断っている。そもそも、今の仕事も地域の人から頼まれたのがきっかけ。
  • 狩猟は元々興味があり、やりたいからやっている。決して旦那を助ける為とかではない。

嫁は私よりも手先が器用で社交的でもあるため、将来勝秀鍛冶屋を任された時には柄や鞘の木工と事務を担当する予定で、現在私と共に工場で勉強中です。

今後嫁も鍛冶屋に専念する為に仕事の数を減らしていく考えがあります。

 

長々と文章を書いてしまいましたがこれが本当です。

 

どんな放送になるかわかりませんが、テレビには騙されないで!

 

スーパーから永谷園のあれが消える…

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋の菊池です。

 

やっと出た!さまつ!

きのこです。松茸激似のきのこです。


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松茸激似!

さまつの別名は【バカマツタケ】らしい。

安いです。私の近くの直売所では6本入りで300円です。

味はとても良い。

ですが残念、香りがいまいち、松茸にはほど遠い。

なので松茸にする為に地元十和ではコレを使います!



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永谷園【松茸の味お吸いもの】

これで簡単!松茸ごはん!

 

みんなやるもんだからこの時期スーパーから【松茸の味お吸いもの】が本当に売り切れる。

 

秋って楽しいね!

 

 

 

 

未来の鉈の鞘

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

勝秀鍛冶屋では鉈に合わせ、鞘を一丁づつ製作しています。

腰鉈にはヒノキを、剣鉈にはホウノキを。共に四万十町十和産を使用しています。

腰鉈にも刃物と相性の良いホウノキを使用したいのですが、近年入手が難しくなってきているのでヒノキを使用しています。

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先日、シイタケ農家さんより「山に良いホウノキがあるけどいるか?」と声を掛けて頂き立派なホウノキを一緒に山から下し、すぐに製材屋さんに挽いてもらいました。

太い木でしたのでこれで100丁は取れると思います。

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しかし生の木ですので乾燥に数年かかるようでこれも未来の鉈の準備です。

この材料が使えるようになった頃にはきっとそこそこ自信のある鉈が作れるようになっているはず。

 

ともあれ、材料の話や応援の声を掛けてくださる地域の方々に感謝をしながら、地域密着型鍛冶屋の一人前を目指します。

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※鞘の製作は勝秀鍛冶屋製品に限ります。

 

[鉈の勝秀]
勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 088-028-5429

菊池携帯 080-6554-0980