こんにちは「その嫁」です
お久しぶりです。2月も中頃に差し掛かりますが、明けましておめでとうございます。
本当にご無沙汰でございました。
年末からずーっと!パタリと止んだブログでしたが、その間も鉈屋の勝秀鍛冶屋は生きていましたよ。
わたくし「その嫁」も地道に時々サボりたくなりがらも木工をやっていました。
コレ!コレ!
鉈の柄(え)を作っていました。
「鍛冶屋見習い」に教えてもらいながら作ったのですよ。
初めて「その嫁」が作った鉈の柄です(^^)
お客さんが鉈の柄が壊れたから直してや~!
と言って持ってきたのです。
勝秀鍛冶屋だから、例のごとく薪から切り出して作りました。
コレが薪の状態。
ね本当に薪でしょ?コレはビワの木なので今回の柄に使った木とは違いますが、こんな感じの薪が柄の材料として保管してあるのです。この薪を
この形に荒削りします
鉈と電気カンナを使って形を決めていきます。んで、
鉈の柄にはまり込む部分に合わせて、木を削って溝を彫ります。
鉈を上から見たところです
鉈の一部が柄にはまり込んでいますよね。
コレが大変!
ピッタリハマるようにしないといけない!
指で触ってちょっと低い位がいい。
設計図なんてありません。
何故なら、鉈は一から手打ち(ハンマーで叩きもしますが)なので、形が一つ一つ違うから!
全て感覚で作っていきます。
末広がりの形
握りの部分です。
曲線と左右対称な平面
刀身と柄のバランス
「カッコイイ!」と思える黄金比の様な物が勝秀鍛冶屋にはあるようです。
この黄金比から少しでもズレてしまうと、不思議ですが違和感を感じます。本当ですよ。
ん?かっこ悪いぞ?!となります。
師匠レベルになると一瞬見ただけで
「おい、ここちょっと削りすぎたな。」
と言われます。
今回の柄は師匠が言うには
「なかなか作ったやないか~」
「うん、握り(握った感触)もえいね。」
との事です。
良かった良かった
一方「鍛冶屋見習い」に言わせると
…「おんちゃん(師匠)は、「その嫁」に甘いんだよなぁ~」だそうです。
まぁ、兎に角
「その嫁」鉈の柄を作れるようになりました。
とここで、営業っぽくなりますよ。
鍛冶屋見習いは
鉈の柄の修理を受け付けます!
お宅に古い鉈眠っていませんか?
「その嫁」が
新しい柄に変えますよ~!
勝秀鍛冶屋の鉈の柄の特徴は
強さ&ガタつき無し!
まあ見て下さい。コレが鉈を上から見たやつ
次が下から見たやつ
更にお次は一般的な鉈を上から見たやつ
更に更にコレは下から見たやつ
お気づきになりました?一般的な鉈ははまり込んでいる所が下からも見えますよね。
勝秀鍛冶屋の柄は下の部分が抜けていない(見えていない)のです。
鉈は振り下ろして使いますよね?そんで堅い木なんかを切ったり削ったりしますよね。
って事は、下に向かって相当負荷がかかる
一般的な鉈のように、はまり込みが抜けていたら、次第に鉈がグラついてガタが来る。
勝秀鍛冶屋の柄はガタつきません!
アナタの家で眠っている鉈!
爺様の鉈!
オークションで買ったけども柄がダメな鉈!
人からもらった古い鉈!
どこかの山で拾った鉈!
勝秀鍛冶屋の鉈じゃ無い鉈!
そんな鉈を直します!修理します!交換します!(^^)
まずはご相談から
なんだか…締め方が法律相談窓口みたい…(=_=;)
おしまい
786-0535
高知県高岡郡四万十町十川1106-3
勝秀鍛冶屋 (弟子の方)
TEL 08065540980