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地域おこし協力隊と勝秀鍛冶屋見習い

2015年4月より四万十町地域おこし協力隊として活動。任務は「鍛冶屋技術を受け継ぐ事」

新潟で玄翁鍛冶に出会う

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、【鉈の勝秀】勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

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10月6日~10月9日の間、新潟県三条市燕市が合同で「こうばの祭典」という大きなイベントを開催しました。

小さな町工場から大きな工場まで、ふだん見られない工場の中を見学でき直接話ができるイベントです。その中に鍛冶屋が10数件あり、去年に引き続き見学へ行きました。

 

初日、オノを作っている工場での見学が終わり次はどこが良いか相談していると、「近くに玄翁鍛冶がいるから行って見るといい。」という話を聞き、さっそく行ってみました。

※玄翁は「げんのう」と読み、大工が使う金づちの事です。

 

その鍛冶屋さんはイベントには参加しておらず突然の訪問をしてしまいましたが、快く鍛冶場へ入れてくださいました。

 

玄翁を作り続けて50年、大工さんがこの玄翁を持てるようになったら一流の証、というくらいの憧れの作品で値段もそれなりに高価ですが、数年待っても欲しいという方もいるそうです。

 

お邪魔している間たくさん話し、作業風景も見せて頂き大変勉強になりました。

話の中で勝秀鍛冶屋の事や鉈の作り方の事も話しました。

それから、

「三条の〇〇鍛冶屋の品物見てどう思った?すごいと思ったか?」

と聞かれ正直に、そんなにすごいとは思いませんでした、と答えました。

「そう思うだろうよ。」と。

 

同じように何件か聞かれ正直に答えていきました。そして、

「お前が勉強したいような事はここ(新潟)には無いからさっさと国へ帰れ!」

と言われました。

 

新潟にはお前の師匠のような人は居ないから側でしっかりと勉強しろ、ということです。師匠の方がずっと腕が立つと。

 

この言葉を聞けただけでも新潟に来た甲斐がありました。

その次の日も他の鍛冶屋を見学しましたが、あまり身が入らず…。

 

新潟から帰ってきて、やる気満々!

素晴らしい師匠の下で勉強が出来ている事を幸せに思い、一層精進してまいります!

 

 

(家に帰ってきて、もしかしてと鍛冶屋の本を見ると出会った玄翁鍛冶屋さんが載っていました。職人技を紹介するようなテレビにも出演している超一流の鍛冶屋でした。)

 

 

【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2

 TEL 0880-28-5429