勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

チーン。失敗イカダ。

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

引き続きの竹イカダ製作。

竹は切ってきたので組むだけですが、今年の形状を協議した結果、アウトリガースタイルに決まりました。

アウトリガーにすることによってバランスが取れ安定しやすい。

さらに現地組み立てにすることにより運搬時の軽量化をめざす。

 

総監督がまずは模型でシミュレーション。

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バッチリだったと総監督。

 

四万十川中流十和竹筏部」とネーミングも決まり、今日の部員数はなんと7名!

 

さっそく組み立てです。

一段目と二段目をそれぞれ縛り現地で横棒二本とアウトリガーを組む作戦です。

とりあえず軽トラに乗せレッツゴー河原!

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現地組み立て開始。

組みやすくバラせる事を重視しロープで縛っていくが縛りきれず緩い気がする。

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なかなか様になってきた。模型通り!

 

が、ここでアウトリガー用の竹を一本置いてきてしまったことに気づく。

今日はアウトリガー無しで...。

 

さあ浮力テストです!3人乗れるか⁉

川に浮かべ船頭が乗る!

まず一人...のはずが...。

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.チーン...。

乗った瞬間イカダから転げ落ち全身濡れ。

 

そんなはずはないと私も乗ってみましたが、スーパー不安定。

 

原因はバラすことを考えての二段分離式。

ロープの締め付けが弱く隙間ができ竹が動いてしまった。

また隙間ができると浮力も弱まる。

 

その後パドルで漕いでみましたが、今度はアウトリガーの為に張り出た横棒が邪魔で漕ぎにくい。

 

完全に失敗でした。

2017年1号機は去年のモデルを作る事に変更。

上手くいったら二段分離式を考えよう。

 

この失敗もみんなでやると楽しい。久しぶりにくたくたになるほど遊んだ一日でした。