勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

ガマの油じゃないよタヌキ油だよ

こんにちは「その嫁」です。

 

年が明けてからだいぶ経ちましたね。ブログの更新が遅くなりました。

寝ていたワケではありませんよ。

毛皮鞣しに忙しくて…と言い訳をしていますが其れは置いといて。

皆様【タヌキの油】はご存知ですか?

私は高知県四万十町に引っ越すまではほとんど知りませんでした。話しで聞いたことがあるかな~?ぐらいでした。

高知県には【タヌキの油】が売っています。売っている場所は主に山間部の道の駅。何処にでもあるわけではありません。

しかもごく少量しか入っていなくて、小瓶で1個2000円位。

目玉が飛び出る!?スーパー高級品です。

近所のオンチャンやオバチャンに「何に使うの?」と訪ねると

「傷や火傷に塗ると効くで~!」

「風邪の時に耳掻き1杯飲んだらいい」

「飲んだら熱冷ましになるで」

「(病気なら)何にでも効くで」

ファッ?!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)万能薬なのか?!

何処まで本当かは謎で科学的な根拠は無いけれど、昔から薬として重宝されているようです。(火傷はタヌキ油で保護されるから何となく理解できますが…)

でも今は作る人がほとんど居ません。なぜなら薬局に行けば薬が手に入るから。それに猟師もタヌキが罠にかかっても逃がしたり、殺してもわざわざ毛皮や油のためには取って帰らないから。

「その嫁」はすぐ思った。

タヌキの油作ってみよう。山間部の四万十町なら需要はあるはずだ!

 


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はい~

作ってみましたタヌキ油。毛皮を取る時についでに取って置いた脂を精製してみました。


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さあ沢山できたぞ。タヌキのラベルシールも作ったぞ。

「大正の道の駅辺りで売ってみようか?」「流石に2000円だと高過ぎて売れないよなぁ~」などと考え事をしていたら、
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料理中に「その嫁」は火傷をしました。キビナゴの南蛮漬けを作っていたら油がはねました。齢四十も近くなると火傷の類いは跡が残るのです。
 
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自分用のタヌキ油はこんな感じです。薄いクリーム色でタイガーバームみたいな感じ。鼻を近づけると微かに(タヌキ臭)匂う?かな。
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塗った感じは軽くスーッと伸びます。指先の温度ですぐ溶けます。臭くありません。

さあ、効果はどんなもんでしょう。

この後お風呂に入ったのですが、いつもならこの位の火傷でも湯船に浸かるとヒリヒリしますが全然平気でした。

タヌキ油の保護作用!綺麗に治るといいなぁ。

罠にかかって逃がしてもらえなかったタヌキ達よ命は無駄にはしないぞ!

しかし肉は捌いている時から臭くてダメだ!食べられない!ジビエバイブルを読んで勉強します。それまでは…ごめんよ~

 

おわり。

※狸の油は冬~春まで販売。1000円と700円があり発送可能です。