勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

いま、私は炭窯の前に居ます

こんばんは「その嫁」です。

 

昨日は午後から炭焼きでした。

今回は「鍛冶屋見習い」の師匠のお友達。りっちゃん先生の窯をお借りします。

松の木は2週間前位にチェーンソーで割りました。4当分ほどに割らないと、重くて炭窯に入れられない。昔の家の梁や柱は太いでしょう?昔の家は建材として松を使っていたんです。そんな家を壊した時にバラバラになった建材は立派な松炭になります。


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上の写真は、詰めオワタ~!そして蓋をした~の図です。
\(^o^)/既に横の口から火を焚いています。


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焚き始めの煙はこんな感じです。白っぽくて重い煙と言いますか、下に向いて煙が流れていきます。

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どんどん火を焚きます。何故かというとこの時点ではまだ松の木に火が付いていません。

松の木に火が付くまで、薪を絶やさずに煙の様子を見続けます。うぇ!ゴホゴホ!!!

(ノД`)煙がコッチに流れてきたー!! 

ギャー!目がァァ目がァァァ!

と泣きながら火の番をする事3時間。煙の勢いがつきました。機関車の煙のようです。

こうなったら、薪をくべるのはお終い。

中で燃えた松の木が燃えながら火が落ち着くのを待ちます。煙が白から青い透き通った色に変わります。

間もなく23時を迎えようとしています。

私は炭窯の側で待機中です。昨日に火を止めてから29時間経ちます。そろそろ煙突を閉じて、焚き口も閉じて良い頃です。タイミングを見計らっています。真っ暗な山で…

あらヤダ怖いじゃない。まだお家で眠れないじゃない。

だはー!月が出た出た!タヌキも出た出た。ポンポコポンポン

炭の達人になると時間調整が可能になって、夜中に待機しなくても良いようにできるんだって。

 

おしまい。