勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

菊池やけん! 笑

こんにちは「その嫁」です。

またまたお久しぶりです。

もう7月ですね。七夕が迫っていますね。youの願い事は?と聞かれたら答えますよ。え?それよりも?…鍛冶屋はどうなっているかって?

 

先月の中旬過ぎから鍛冶屋の工場の中に機械を運び込んだり磨いたり穴を掘ったりしています。今回はハンマーのお話。

鍛冶屋のハンマーを見たことありますか?

コレです。
f:id:kajiya40010:20190704125255j:image

運ぶ時に一部バラしているので、完全体ではありません。グラつかないように下からジャッキで支えています。ジャッキのある辺りに重さ150㎏はある鉄の棒がぶら下がります。

昔懐かし「坂本式」のハンマーです。現在も使っている鍛冶屋は少ないしハンマー自体、生産終了です。

コレは鉄でできていて、鋳物の部分もありますので、みっしり中身が詰まった鉄のかたまり。だからもの凄く重いのです。

昔、十川で鍛冶屋をしていた所から譲って貰いました。そこから運んで来て今は仮置き。どうやって動かしたかと言いますと

じ、ん、り、き♡ 

人力ですよ?!

動かす前までは「鍛冶屋見習い」どういう計算をすれば、その考えに至るのか…

自分含め「炭のオジサン」と「その嫁」の

たった3人で動かせる!

「イケるぞ!」と言っていました。

((((゜д゜;))))無理だって。その考えイケてない。

「炭のオジサン」と「その嫁」は…

(;¬_¬)…(;¬_¬)ジー  (^_^)ノ

こんな感じです。そりゃそーだ。

案の定、様子を見に来た齢80を越えた師匠を巻き添えにし、

「何しよるが~?」と通りがかった後期高齢者のキクニィもグルグル巻き込み。

平均年齢やや高めになりますが「鍛冶屋見習い」含めた四人の男で持ち上げて運びました。

キクニィは「菊池やけん、手伝うがで~笑」と言ってくれて、

炭のオジサンは「またいつでも言うて下さい。手伝います。」と、なんとも有難い。

師匠は…と言いますと齢80オーバーには見えない体格とパワーでございました。

 

ハンマーを運ぶ前からも、通りがかったオンチャンが現場監督をしてくれて、ロープのかけ方やらコツを教えてくれました。

もう、皆さまのおかげでございます。

「その嫁」は大して役には立たず。

砥石の機械を持ち上げ損ねて腰負傷

ぎっくり腰したばかりだってのに、バカよね。

 

おしまい