勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

鍛冶屋デビュー?!

こんにちは「その嫁」です。
毎日、木材と格闘しながら棚など作っています。
作った物も増えて来て徐々に使い勝手がよくなってきています。
でもー!
大事な物を作っていませんでした。
「鍛冶屋見習い」が言いました。
「おーい。もういい加減トイレットペーパーホルダー作ってよ!」
ありゃ!
ごめーん!
優先順位がありましたね。
作らなきゃいけないね。

木工ざんまいの「その嫁」と
鍛冶屋手作り中の「鍛冶屋見習い」には
『買う』という選択肢はありませんよ。
木材の切れ端を組み合わせて、穴をドリルで開けて。
トイレットペーパーホルダーの棒は何にしようかなぁ~
あー!もらった鉄の丸棒の端切れだ。
ソレを使いましょう。
でも、形が良くないね。使えないね。
「鍛冶屋見習い」は簡単に言います。
「叩いて直しちまえばいいんだよ!」
というわけで、
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叩いて直しちまっています。
叩くのは何故か本職の「鍛冶屋見習い」では無くて
木工担当の「その嫁」
鍛冶屋見習いは側で監督しながら
「そのうち包丁を打って作りなよ。」
だとさ。

【丸棒の直し方】でゴザイマ~ス
鉄の丸棒をバーナーで2分程温めましたら、
素早くトンカチで叩きましょう。
コツは丸棒を床で押さえながら向きを変えて叩いてください。
文字にするとたった三行、読むと料理レシピのようですけど。


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力は要るしトンカチは思った所に当たりにくい。
感覚で覚えていくモノなのですね、鍛冶屋って。
そんなこんなで「その嫁」
ちょびっと『鍛冶屋デビュー』しました。

完成した画像はありませんよ。
トイレットペーパーホルダーの完成は
まだですから。
優先順位と言っていましたが…
家具を作っている方が楽しいのです。
トイレットペーパーホルダーは無くても何とかなりそうだと思いませんか?
ほら、片手でトイレットペーパーを持ったら反対の手でクルクル~!とやったら、ね?
大丈夫でしょう?

「鍛冶屋見習い」には暫し待っていただきましょう。
「その嫁」の棚3号が完成するまで。

おしまい