こんにちは、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
いや〜強くなりましたね日本。そうです、またラグビーの話です。
私は8歳の時から20歳頃までやっていたのですよ。ポジションは主に3番でたまに8番。
その体型で3番?という細めのガタイだったのですが、スクラムは自信ありますよ。ガリガリの今でも。
ラグビーの話はもう良いですね、鍛冶屋の話です。
嫁の話にも出ていましたが、グラインダーの分解、清掃、調整をしています。
前職は機械加工をやっていて、発電用タービンの軸やケーシングを加工していたのでグラインダーはまぁそのミニチュア版の様なものかな、と。
一応、計測機器も持っています。
グラインダーはハンマーと一緒に貰ってきたもので十何年?何十年?か使用しておらず、
- 回転はするが音が大きい
- 長く回すと熱を持つ
事が少しでも改善出来たらと思い分解します。
カバーを外すと、トタンの切れ端が挟んであるぞ…。あやしい。
まずは清掃。
綺麗にして、同時に計測。
ベアリングに異常は見受けられず軸の片側が痩せていたので0.03mmのライナーを巻いて対処。そこらは悪くないのですがベアリングユニットを乗せて押さえ込むケーシングが悪い。
合わせ面が機械加工されていない!
さらに、
- 合わせ面からベアリングユニットを押さえる内径の寸法がおそらく大きい。(合わせ面がガタガタなので計測不能。ケーシングを締め付けて計測すると径が大きい。)
- 左右軸の中心が合っているかも怪しい。
機械加工で全部削り直したい所ですがそういう訳にもいかないので、そのまま戻すしかありません。
心無しか良くなったような…。いや変わらないなぁ。
騙しなら使うようにします。これ以上時間をかけられない。
ダメになったら新品を買います!
【鉈の勝秀】
勝秀鍛冶屋(松村)
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