勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

特注品あれこれ

こんにちはー!「その嫁」でーす。

勝秀鍛冶屋(弟子の方)は、お陰様で注文の品物をせっせと作るに至っております。

勝秀鍛冶屋の腰鉈や剣鉈の他に、

特注もあります。

ウナギ鉈
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ウナギ鉈っていうのがあるんだって。

刃渡りから柄の長さまでお客さんからの指定です。

蔓を切ったりするのにウナギ鉈は活躍するようです。

持つとこんな感じ

画像撮るために左で持っているだけ。コレ両刃
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鞘に収めた状態。
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他にも特注品はあります。

これは勝秀鍛冶屋マニアの方からの注文。

黒打ちで両方とも刃の形が変わっています。
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裏はこんな風です。

小さい方の剣鉈は柄の形が何時もとは違います。
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完成品を送ったところ、勝秀鍛冶屋マニアのお客さんは、嬉しすぎて気絶しかけたらしいです。

 

柄の形は解体包丁の仕様です。

偶然にも裏の鋼の入り方が樋の様で「コレかっこいい!」と「鍛冶屋見習い」自画自賛しています。
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たまには自画自賛するのも悪くないと思います。

鍛冶屋って、注文の品物を一つだけ作るわけではありません。

必ず片割れが存在します。
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色々と品物を打っていて


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本日焼き入れナリ

 

オラはひたすら柄と鞘を作っています。

んで、時々鍛冶屋に地元の人がやってきて、

トークをしたり

お裾分けをもらっては、せっせと捌いて居ます。

ん?

捌くの何かって?鹿じゃねぇよ。猪でも無いよ。

 

 

 

鯛!
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十和の人って海釣りが好きな人が多いの。

だからオラ達は釣りしなくていいの。

もらえるから。

(下手くそで万年ボウズなのよ   ( ・ε・))

 

船で釣ってきた鯛、何匹も釣ってきていました。

すげーや。

鯛の前は、建具屋さんからイサキ&サバをもらったの。

 

この鯛は卵がパンパンに入ってたから、

あら懐かしや、魚卵とニンジンで作る津軽の郷土料理、人参の子和えを作ったど。

画像は何時ものごとく、撮るの忘れて食べちゃった!

だはーっ。毎回これだ。

 

 

というわけで、

おしまい

 


786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(弟子の方)

菊池 祐

☎️08065540980

📧kajiya40010@gmail.com

💻https://katsuhide-kajiya.square.site/