勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

またもや特注品と牛のベロ刺すアレ

あっちーーーーーーーーー!!!!!

「その嫁」です。

四万十町十和は日射しがギラギラで恐ろしく眩しいです。


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工房の中から外を見ていますが、それでも目がやられそうです。

今回のお話は、

特注品第2弾!&牛のベロ刺すアレです。

 

愛媛の西予辺りから来てくれたオンチャンの注文です。

注文は鉈と1つ目みたいな鉈の2つです。

形が変わっているのです。

刃渡りが両方とも、元々待っているサイズの半分の長さで作ってくれ~とのこと。

刃渡りが短いです。
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全体を見るとズングリしています。
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こっちの一つ目風の鉈もズングリ
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しかも、柄の長さは4寸5分で握りは勝秀鍛冶屋の形だけど、短く切ったような形にして。

だって。

剣鉈との比較…じゃあ分かりにくいダメだこりゃ。
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コレコレ。どうですか?わかるかなぁ
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握りのお尻の方がブツッと切れたような形
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短くてゴロンとした形で手にするとこんな感じ。
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鞘に収めると余計に短く見えます   笑
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と土州勝勝秀の銘は、まだまだです。
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まだオンチャンにはかなわねぇべ。

 

もう、鍛冶屋は少なくなっている上に

愛媛県では鍛冶屋は居なくなってしまったそうです。なのでわざわざ「鍛冶屋見習い」を訪ねて来ます。

2日前?は松山からパイナップルの根っこを切る物を作って。とわざわざ来てくれて

今日の午前中も愛媛県の人が来ました。

そして、愛媛県と言えばお隣の松野町の人の注文で作った片割れ。

牛のベロ刺すアレ
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大きさはこのぐらい
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裏は中が空いてあります。
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スムーズに抵抗が少なく刺す為に特化した形なんでしょうね。

牛のベロに血豆みたいな炎症が出来たら、刺すんですって。

人間も舌を噛んだりするとたまに出来ますよね。

牛のベロはでかいからなぁ。

笹針(ササバリ)というみたいです。

しかし、こりゃ忍者の暗器のようだな。

 

ニンニン🥷

もう、暑いので「その嫁」はこれにて、

🥷ドロン💨します。

(うわぁ…若い人はわからない死語だじゃ)

 

恥ずかしいので

おしまい