勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

懲りずに9時間登山

こんにちは「その嫁」です。

昨日ブログを更新しようとしたけれど、疲労困憊で余裕がなかった。

またまたやっちまったのよ。

懲りずに9時間登山!

いつものごとく、奥物部のヒカリイシ登山口から

三嶺を目指す!
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登山口にある山の案内と地図

下の画像の黄色線が今回のルートです。
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黄色ルートの右回りコース。

ヒカリイシ登山口から八丁ヒュッテの横を過ぎて、お亀岩ヒユッテで休憩、その後は西熊山を過ぎて稜線づたいに歩いて三嶺まで辿り着く予定です。

帰りは、さおりが原目指して下って登って、

巨木郡を過ぎて始めのヒカリイシ登山口で終了。

「その嫁」は初めて右回りルートを歩きます。

登山口からスタートです。
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「鍛冶屋見習い」の左側にある黄色い看板は

熊注意!の看板です。

本当に熊、居るらしいですよ。

「その嫁」はまだ爪痕などは見ていませんけど、見つけたら怖いですねー

さて、スタートして暫くは階段を登ります。

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まだ気分はハイキングです。

この後の苦行は言わずもなが…天気の良さも相まって、ウキウキしている「その嫁」

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八丁ヒュッテまで来ました。

道の分岐点です。我々は左へ行きます。

右ルートは最短コースですが、歩いたことはありません。
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何故なら危険らしいからです。
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最短危険ルートは水色の線です。

扇状の稜線の真ん中辺りを下から一気に目指すのですが、瓦礫で崩れやすいみたいです。
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初めて三嶺を登った時に、遭難しかけるかも!と思って雨ガッパを着た懐かしの八丁ヒュッテ
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さあ!ずんずん歩きます。

もう道は舗装されていません。登山者の踏み痕や

道標のテープを辿って歩きます。

道標わかりますか?見つけにくいですよね。
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でも、これは分かりやすい方です。赤やピンク、黄色などのテープで目印が付けてあります。

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後ろを振り返ると御覧の通り、道は有って無いようなものです。

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だいぶ進みましたがまだまだこれから。次は保護林に入るのです。
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沢沿いに歩きます。水が綺麗ですねー
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ここではまだ余裕があったからパチパチ画像を撮ったけれど、もう無理。道は険しいうえに目印は見つけにくい。倒木が多くて山が荒れていました。

これはまだまた易しい方

トリカブトが沢山生えている中をガサガサ歩いたり、岩とロープをつたって歩いたり、

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どうにか登ってお亀岩ヒュッテが見えて来ました。
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高いところまで登って来ました。景色が綺麗です。空が青いですよー
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見えている山の稜線を歩いて、さらに山の向こうまで行きます。
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ここから右に歩きます。
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秋の空は空気が澄んでいるから遠くまで見えます。
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まだ道のりは長いです。ここまで来るのに2時間30分かかりました。見えている山をずーっと、なぞるように歩くのです。うへぇー
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高いですよー山が下に見える。時々すれ違う登山者やトレランの人に道を譲ったり。

サクサク登る(トレランの人は走る)人を見て、

うわぁ~ご近所を軽く走ってるみたいじゃないか!と思いつつ
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気力で登った三嶺
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良い景色です。一気に1000m近く登りました。
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縦走したい人は徳島県側の剣山に行けますよ。
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登頂時刻は12時30分

7時38分に登り初めて5時間?!

時間かかりすぎです。道を間違ったり、途中で立ち止まって探したりしていたから、余計に時間がかかったのかぁ。

取り敢えず腹ごしらえ。
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山で食べるご飯は美味しいです。

そして初!山頂でのアイス。近くのコンビニで買って保冷剤を使って持ってきました。

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ちょうど食べ頃になっています。山で食べるアイスは特別です。贅沢気分。

持ち運びにこのアイスは良さそうですよ。
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30分くらい食事に費やして、さて下山します。
来た道は戻らず進みます。

帰り道は何度も通っていますが、長いんですよ。


急な斜面を下って、お次は鎖場

コケないように注意して、膝にも細心の注意をはらって歩き続けます。

だいぶ下ってきました。

右の山の尾根を歩いていたのですよ。

うわぁ…アホみたいに長い距離だ。
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お亀岩ヒュッテがある山が見えます。崩れている所の近くに、最短ルートの道があるのです。


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もうかなり疲れて、膝サポーターも効かなくなってきたぞ、タケコプターで下山したくなってきた。遠くに三嶺が見えます。
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この後はずーっと稜線に沿って山の中を歩いたのですが、どうも様子がおかしい。

見た事の無い道。道ってか?道が無いのです。

目印テープを探して歩くけれど、ジグザグ道ではない。直線的に降りていくルート

気がつけば「あれ?巨木は?堂床は?」

開けた所にも出ないし、ひたすら斜面を下る。日もだいぶ傾いてきた。

倒木などで登山道が変わった様です。

途中で鹿臭がして鹿の群れに遭遇。

お次は割りと近くで「おーーーーーい!」

 「おーーーーーい!」と叫ぶオジサンの声

遭難者か?はたまたタヌキか?と思って

どう対応しようか考えていたら、ひょっこり地元のオンチャン。

仲間と声かけしていたらしいです。

やはり下山の道中で膝がぶっ壊れましたけれど、

しっかり帰って来られました。

下山は3時間30分、休憩も入れて9時間登山でした。

膝がぶっ壊れなければ体力的には、だいぶ楽な気がしました。ルートが良かったのかな?気候かな?

 

はぁ~登山の前の金曜日は、村バルという十和のお気楽なイベントに、冷やかしで出店していたのにね。

村バルの為に作った金魚ねぶた。
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わぁ、青森だがらよ。青森の食い物ば出してみだのさ。八戸のせんべい汁(塩と醤油)だべ。

鮭とばに、ほたての白干しさニシンの切り込み、ニシンの味噌漬け。

散々売れてから慌てて画像を撮る始末。
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酒も出して良いって言うはんで、へば、やっぱり田酒と八仙ば出すべさ。
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今回出してみてわかったのは、青森の珍味と乾物は人気がある!せんべい汁も好評。

田酒は男子好みで八仙のひやおろし

女子好みって事だ。

 

また、来年も三嶺弾丸ツアーと村バルを楽しむべがな。

 

 

山に行く時は食い物と水は余分に残しておけよ!

「おーーーーーい!」って呼ばれても直ぐには返事するなよ。

へばな!

 

 

おしまい

 

786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(弟子の方)

菊池 祐

☎️08065540980

📧kajiya40010@gmail.com

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