「その嫁」砥いでます
外が暗くなってきても砥いでいます。
何を砥いでいるかと言うとタガネ(鏨)
明日、銘を切りたいから砥いでいるのですが、何がどう砥げているのか?正直良くわかりません。
平ら面をしっかり取って、左右均等に
山の形も均等に角をしっかり立てて
等など色々と考えていますが、納得が行くまで砥ぐとなると、一本のタガネに時間を要する時もあります。
20分程で終わる時もあれば、一本にやたらと時間を割く時もある
実はタガネは全部で5本あって、磨きの鉈だと2丁〜良くて3丁、銘を切るとタガネは大体だめになって、
次のキンキンに砥いだタガネと交換します。
何丁も銘を切る時は本数を計算をしないと、切れるタガネが無くなってしまう事もあります。
黒打ちだと酸化皮膜が邪魔をして、目一杯力を込めてタガネを打つから、一丁に銘を切っただけでタガネは切れなくなります。
どうすれば上手く砥げて、何丁も銘を切れるタガネになるのか??と考えながら砥いでいますが
良くわからん❗と言うのが今のところの結論。
ノミも難しいカンナの(鉋)の刃もかなり難しい。
自分の道具だから自分で砥ぐのだけれど
砥ぐ世界ってのは奥深すぎ
おしまい
ちなみに砥の粉が爪の間に入って、
皮膚がカッサカサになって、指先が割れてきます。
砥ぐ世界って厳しいーーー!
ホントにおしまい