こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
昨日11月22日に「西部地区産業祭」が行われました。
野菜と工芸品の品評会や四万十町グルメ、工芸品の販売などのお店が出店し盛り上がりました。
その中でも一番盛り上がるのは「もち投げ」。ダントツ人気です。
今年も2回!とポスターにありますが、1回と2回ではイベントに来てくれる人数がまったく違うのだとか。
神奈川出身の私は「もち投げ」に馴染みがなく、こっちのイベントはすぐにもちを投げるなぁという感じです。もちを拾うためにたくさんの人が集まります。
今年何度か参加しましたが、これが面白いのです!そんなに取っても食べないのに取りたくなります。
おばちゃんの必死さがちょっと怖いです。足元のもちをすごい勢いでかっさらっていきます。
今回の産業祭はもちがひとつづつ袋に入ってましたが、だいたい切ったり丸めたりしたもちをそのまま投げます。
…当然土、付きます。ですがみんなそんなこと気にせず拾います。
こんなにもち投げがあるとどの家庭の冷凍庫にももちがたくさん入っていると思います。我が家にもたくさん…。
このイベントでは勝秀鍛冶屋も出店し、師匠と奥さんが刃物を売っていました。
私はというと、地域のみなさんに自分の活動の紹介をしました。
鍛冶屋なので活動紹介といっても見習いでほとんどなにも出来ないし、どうしようかと困り、主力製品の「鉈」の製作工程を紹介することにしました。
それとテーブルの上に材料と製品を並べ、実際に触ってもらう様に置き、おまけで、包丁の切れ味体験として野菜を切ってもらうことにしました
お客さんの反応は大変良く、
「こんなにいろんな工程があるんだね。」
「材料はこれだけなの?」
「まぁ~切れるわね!」
(※全部標準語ですが勘弁してください)
等などたくさんの人に説明をすることが出来て、準備不足でちょっとショボいですがやって良かったなと思いました。
今回は自分で作ったものを置くことが出来ませんでしたが、来年は不格好なものでも良いので「ここまで出来る様になりました!」と、報告したいと思います。