こんにちは「その嫁」です。
「鍛冶屋見習い」はせっせと刃物を作っています。
勝秀鍛冶屋は鉈専門の鍛冶屋ですが、
地元の人からの需要があるため、
包丁なんかも作っています。
そこで、勝秀鍛冶屋が鉈以外に作っている物の一つ、
四万十町十和の伝統的な刃物を紹介します。
薄刃(ウスバ)といいます
手におさまるサイズです
もともとは
和紙の原料となるコウゾを削ぐための刃物だったそうで、
和紙を作る事がなくなった今でも、
※まだ四万十町には十和泉貨紙を作っている人が一人だけ居ます。
菜花や野菜の収穫に使ったり、
芋の皮むきに使ったりしています。
この薄刃(ウスバ)は使い勝手が良いようで、
「鍛冶屋見習い」の母にあげたところ、
好評で
「使い易くて、ちょっと魚を切ったりするのに良いのよ~♪」
だそうです。
魚を切る!という考えにはいたらなかったです(^^)
ということで紹介はおしまい
どうも、この薄刃(ウスバ)は
過去にテレビで紹介されたことがあったようで、かなり大量注文があったとか。
(^^)
その時代は薄刃(ウスバ)を作る鍛冶屋さんが専門に居たそうです。
その鍛冶屋さんが辞めるにあたって、
薄刃(ウスバ)を作る技術を絶やさないように、師匠に作り方を伝えて、
今日に至ります。
「鍛冶屋見習い」が言うには
薄刃(ウスバ)は見た目よりもずっと作りにくいんだとか。
何がどう、作りにくいのかは私にはわかりませんが、
単純な形ほど難しいのか…
奥が深い。
鍛冶屋の仕事&伝統的な薄刃(ウスバ)のお話でした。
おしまい。