勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

小学生が見学にやって来た!

こんにちは「その嫁」です。

今日の四万十町十和は雲は多いですが、日差しが強くて激アツです。

猛暑でございます。

自分が子供の時はこんなに暑くなかったよな〜

と思いながら、数日前に小学生の自由研究のお手伝いをしました。

(主に「鍛冶屋見習い」です。)

火床(ホド)に火入れして、鉈とはいきませんが

包丁を火造りして見せています。

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鍛冶屋が刃物をどうやって作るのかを見学中。

側のむろ板には鉈が出来上がるまでの見本を置いています。
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この後、赤く焼いた鉄をハンマーで小学生に打ってもらいました。

「鍛冶屋見習い」は

「力が弱いぞ〜(笑)もっと叩けー!」と言っています。

顔面の圧が強めなので、小学生は怖くなかったかな??

「鍛冶屋見習い」強気で言っていますが

側には師匠(おんちゃん)が居ます。

 

おんちゃん久しぶりに来ています。
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小学生は見学した後にインタビューをしていました。

師匠と弟子にそれぞれ同じ質問をしているのですが、弟子からすると師匠が側に居ちゃあ返答に困ることもあるのかな?

と思いながら見ていましたが

師匠(おんちゃん)と「鍛冶屋見習い」は仲良しだから、弟子なのに遠慮なく話しています。

 

最後の質問は困ったぞ。

「師匠の一番凄いと思う所はなんですか?」

一番凄いと思うところ???

う〜ん

う〜〜〜〜ん

色々とあって、どれを一番とするか

いや〜悩む。

「鍛冶屋見習い」も困って

助け舟を出そうも「その嫁」も困る。

 

…やっぱ、初代からずーっと変わらない作り方で鉈を、作り続けて来たことかなぁ。

普通は儲けることを考えたら、作業の手間を省いたり誤魔化したり、効率を上げるために機械化したりするけど、それらを一切せずに

真っ直ぐそのままを貫いたことかなぁ。

だから、他では学べなくなった『鍛冶屋の基本』みたいなものが勝秀鍛冶屋にはあるってことかなぁ。

 

 

やだ〜!小学生に上手く伝えられな〜い。

 

 

模造紙9枚も用意してあるんだって、

どんな自由研究ができあがるのかなぁ。

 

 

おしまい