勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

見た目はいいけど・・・

こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

先週東京に行って、地域おこし協力隊の募集と活動報告を行ってきました。

しかし開催場所の立地条件が悪いのか、募集の宣伝が悪いのか...

全然人が集まりませんでした。せっかく東京まで行ったのに!

 

でも一つ嬉しいことがありました。それは、わざわざ私を訪ねて来てくれて勝秀鍛冶屋の話を聞きに来た人が居たのです。

その人はかなりの刃物マニアで、勝秀の鉈を持っていて「勝秀の鉈はすごい!!」という事を私に伝えてくれました。そして、自分の希望する刃物を作る事が可能かを直接話したかったそうです。

人は少なくて沢山の人にアピールは出来ませんでしたが、良い出会いがあったので東京出張は満足でした。

 

さて話は変わりますが、これは勝秀の新商品?ではありません。

私が特別にプレゼント用に遊びで作った包丁と鞘です。柄も鉈の廃材で作りました。

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見た目はなかなかカッコイイでしょ?

でもね、手間が掛かりすぎて量産できないのです。そして普通の主婦とか、とにかく職人以外は包丁って持ち運びしないよね?じゃあ鞘っていらないよね?っていうことです。ただの自己満足です。

あくまで遊びですので「すみませ~ん、鞘付きの包丁ください。」と言って注文しないでください。

嫁は「鞘付きくださ~い。」と私に言ってきましたが、お断りです。

 

 

※師匠は包丁の柄の注文に答えますが、上の写真の様な柄ではありませんのでご注意ください。師匠の作る柄はエンジュの木にステンレスの輪です。