こんにちは、四万十町地域おこし協力隊、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。
突然ですが仁淀ブルーって知ってますか?
これは最近できた言葉で、高知県にある「仁淀川」の水の色の事です。ブルーというくらいなので透明度が高くとても綺麗な川で、日本の最も水質の良い川に何度も選ばれた事があります。
私は以前テレビで見たことがあり、高知に行ったらぜひ行ってみたい場所の一つでした。そして最後の清流と呼ばれる四万十川とどれほどの差があるのかを確かめたいと思っていました。
休みとなっていた昨日、仁淀川へ行ってきました。
仁淀川の中でも特に綺麗な場所はどこかを聞くために越知町の観光案内所へ行くと
「仁淀川町の安居渓谷が綺麗」と、教えともらい安居渓谷を目指すことにしました。
安居渓谷を目指しているとどんどん川の色が透明になっていくのがわかります。そして遊べそうな場所を見つけ川に降りてみると透明度に驚きました。
すぐに飛び込みたい気分にさせる程の綺麗さです。
少し冷たい川の中に入ってみるととても綺麗で、様々な種類の魚がたくさん泳いでいました。
いつまでも入っていたいと思わせる素晴らしさがあります。
我が四万十川、完全に負けています。
唯一勝っていることは川幅の広さくらいではないでしょうか。それ以外はすべて仁淀川に劣ると思います。
四万十川も昔は綺麗だったとみんな言いますが、その綺麗だったころに戻すべくもっと本気で取り組まないといけないと思います。
知識のない私が考えてみると、生活排水、田んぼや畑からの排水が主な原因ではないでしょうか。
人間が飲めないような水は川だって飲めません。
ひとりひとりが少しだけ川に気を使う、それだけでだいぶ昔の姿に近づくと思います。
とても綺麗な仁淀川からの帰り道、四万十川の綺麗な姿を想像しながら帰りました。