こんにちは「その嫁」です。
だって、岩手のジッチャ(菊池祖父)も「マミ(アナグマ)は美味しいよ~」と言っていた。
四万十町の地元のオンチャン達も「美味いらしいで~」と言うんだもの。
試しに肉を薄く切って焼いて塩だけで食べてみる…おや?おかしいぞ?
…今まで味わった事の無い臭い…ってか、すんごい私にはダメな臭い!
脂や肉の味は悪くないよ。でも口の中から鼻の奥が「アナグマ!アナグマ!アナグマ…!アナグマ!」っていう状態。
飲み込めない~! ギブアップ!
旦那は「悪くないよ。」って食べている。
(解体中は臭いと騒いでいたのに)
さあどうしよう。単純に焼くのはダメだ。
赤ワインと酒とワインビネガーで野菜の切れ端やニンニクと一緒に煮込んでみよう!
はい~
こちらが煮込んだアナグマです~
ソースは煮込んだ時のスープなんかを濾して、リンゴを少し加えたものです~
次の日は、肉を細かくしてボロネーゼのように~
ジャガイモでラザニア風に。
そこで気がついたのが、チーズとアナグマ臭は相性が良い事。アナグマ臭がチーズの香りと合わさって臭くない!
凄いぞ!組み合わせマジック!
でも悪魔の組み合わせも発見してしまった。
イタリアンパセリはダメだ。また鼻の奥までアナグマ!になってしまう。しかも「必殺アナグマ倍返し!」ってアナグマが主張している
ハーブは合う物、合わない物がハッキリしています。合わないハーブだと恐ろしく不味くなります。
勉強になりました。
あ、毛皮は剥いで洗って鞣しています。小屋の軒下にぶら下がっています。 笑
おわり。