勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

ハクビシンがフレンチに?!

こんにちは「その嫁」です。

昨年の話しですがアナグマを食べた続きです。

アナグマが我が家に届いた時期は、ほぼ毎日タヌキ、ハクビシン、キツネ、イタチ(車に跳ねられた)と、色々我が家に集まりました。

その頃、大正の図書館でジビエバイブルを借りていました。その本ではフレンチやイタリアンの日本人シェフがジビエの調理方法を紹介しています。。捌き方も込みで。

その本の凄いところは野鳥はキジに始まりヒヨドリ、カラスなど、動物はウサギやツキノワグマアナグマハクビシンと日本人なら「うぇ?!」と思うものまで紹介しているのです。つまりフランスやイタリアではジビエは当たり前だと言うことなんですよね。

と、前置きが長くなりました。

では本日の食材でございます~(^^)
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ハクビシン(雄)です。畑の近くで獲れたものです。事前に綺麗に洗ってくださいね、次に必ず準備して欲しいものが…
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よく切れる刃物です。「鍛冶屋見習い」が作った解体用の刃物です。皮を剥いで肉をトリミングしたら、今回は背中ともも肉を使います。

酒と塩、ミカン果汁でマリネしてから弱火でじっくりローストします。(野生のものなので中まで必ずしっかり火を通します。)

はい!完成!召し上がれ
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ハクビシンの脂はバターのように濃厚なので、付け合わせはサッパリと食べられるようにホウレンソウをワインビネガーで軽くマリネしたものと、ジャガイモを合わせました。

上からはシンプルに塩と胡椒で(^^)

美味しかったですよー!!!

ウソじゃ無いよ~!本当にクセが無い。

ハクビシンは果物が好きなので、畑で美味しいものしか食べてなかったのでしょう。

その生き物が何を食べていたかで肉の味が決まるのです。

今まで食べたジビエの中でも1番美味しいかも。友達に食べて貰いましたが「うわ~!美味しい!フレンチの味だ~」と褒めてくれましたー!ヤッター\(^o^)/

 

 

 

我が家に来たら鹿とイノシシは常備してますから、食べたい人は直接来てね。 

おしまい