勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

薄刃(ウスバ)のお話

こんにちは「その嫁」です。
「鍛冶屋見習い」はせっせと刃物を作っています。

勝秀鍛冶屋は鉈専門の鍛冶屋ですが、
地元の人からの需要があるため、
包丁なんかも作っています。

そこで、勝秀鍛冶屋が鉈以外に作っている物の一つ、
四万十町十和の伝統的な刃物を紹介します。
薄刃(ウスバ)といいますf:id:kajiya40010:20190121205224j:plain
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手におさまるサイズです
もともとは
和紙の原料となるコウゾを削ぐための刃物だったそうで、
和紙を作る事がなくなった今でも、
※まだ四万十町には十和泉貨紙を作っている人が一人だけ居ます。
菜花や野菜の収穫に使ったり、
芋の皮むきに使ったりしています。

この薄刃(ウスバ)は使い勝手が良いようで、
「鍛冶屋見習い」の母にあげたところ、
好評で
「使い易くて、ちょっと魚を切ったりするのに良いのよ~♪」
だそうです。
魚を切る!という考えにはいたらなかったです(^^)

ということで紹介はおしまい

どうも、この薄刃(ウスバ)は
過去にテレビで紹介されたことがあったようで、かなり大量注文があったとか。
(^^)
その時代は薄刃(ウスバ)を作る鍛冶屋さんが専門に居たそうです。
その鍛冶屋さんが辞めるにあたって、
薄刃(ウスバ)を作る技術を絶やさないように、師匠に作り方を伝えて、
今日に至ります。

「鍛冶屋見習い」が言うには
薄刃(ウスバ)は見た目よりもずっと作りにくいんだとか。
何がどう、作りにくいのかは私にはわかりませんが、
単純な形ほど難しいのか…
奥が深い。
鍛冶屋の仕事&伝統的な薄刃(ウスバ)のお話でした。

おしまい。

〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川1106-3
勝秀鍛冶屋(弟子の方)
菊池祐
☎080-6554-0980

ブドウは飲む物だ戦争!終戦!

こんにちは「その嫁」です

ブドウは飲む物ですよね?!

 

唐突にすみません。

「その嫁」は粒の小さいブドウは

スチューベンとか

デラウェアだっけが?

あんな小さいのは

飲む!

しかし「鍛冶屋見習い」は噛むべ~!!

種あるべよ?

と反論。

種?そんな物関係ねぇ!

ヽ(*`Д´)ノ飲む!

いいや!ヽ(*`Д´)ノ噛む!飲むなんて嘘だ!

という論争があり、決着がつかないまま

既に15年は経ちました。

 

所がこのブドウ戦争に終止符が打たれたのです。

それがこちら!


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ほらーほらーほらー!!!飲むべ?

飲むって書いでらべ?

んだのさ~

飲むのよー

ブドウは丸飲み!

「鍛冶屋見習い」…(゜Д゜)!!

ホントだったんだ~!

記念に撮っておこ♪パシャリ

 

つー事で

「その嫁」が慣れ親しんだスチューベン

西日本の四国の端っこでお目にかかるとは。

 

いやぁ~

丸飲みだべさ~♪ブドウっコは?

ん?

巨峰はどうすんだってが?

…アレは飲みてぇけど、デッカくて

飲めば喉詰まりして死ぬがら、

わんつか、

ひと噛みぐれぇ噛んで飲むのよ!

 

へばな!!

 

 

 

 

 

 

勝秀鍛冶屋の鉈の特徴

こんにちは「その嫁」です

いちから全て「鍛冶屋見習い」が作った鉈

(銘は「その嫁」が切った鉈)

第2弾ができました。


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まぁ…銘は雰囲気は師匠に近いから

まぁ…良いか…でもなぁ…

何だかなぁ…イヤイヤ

これ以上は言わないでおこう。

 

勝秀鍛冶屋の特徴は

1本1本手作り!

ホントに手作り。

鉈の刃の部分を先に作ります。

型が出来上がったら

それぞれの寸法を測って、一丁ずつ

寸法に合わせて柄や鞘を作ります。

だから

鞘なんかはピッタリなので

下に向けても鞘は落ちません(・∀・)
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コレもそうです


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鉈に巻き付いている赤黒の紐は

腰に鉈を下げるための紐です。

組み紐ですけど、こちらも手作り

編み上げるのに1時間30分はかかります

あ、

紐の話しは良いとして

鉈の輪っか!

これも作っています。


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鉈それぞれ、輪がハマる部分の幅が違うので、ひとつひとつ寸法を測って手作り

実は上の方が輪が狭くて

下が広め

そして樽型になっていて、内側も樽型の空洞にしているのです。

なんでそんな面倒くさいことをしているかというと、

昔は鉈を使っていた山師さん(きこり)は、

鉈の柄は自分で作っていたそうで、

その時に輪っかが真っ直ぐの空洞だと

柄をはめ込みにくいとか。んで、

輪っかがそれぞれに合わせて作っています。

ピッタリなので

こちらも

輪っかが落っこちません

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マジックのようですけど、

イリュージョンのようですけど、

寸法が合っているからです。

違う物には絶対に合いません。

違う物で合わせてみると、

輪と鉈に隙間ができてしまいます。

コレでは輪がハマらずにずり落ちます
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コレは輪が小さくて鉈の元までハマらない
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こんな具合なのですよ~!

今日は高知県の最東端側からと、

美濃の国からお客様が来ました。

鉈の注文と

木を割るワリヤの注文が入りました。

 

細々とやっていますが、

意外と日本のアチコチにお客さんが居ます

本当はネットやら使って

ドッカーーーーン!と販売したいのですが

それをやってしまうと

まだ見習いだから

技術が足りなくて、

注文がハケなくなって

てんてこ舞いになって

夫婦の危機に繋がりかねないので

やりません。

 

 

786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(見習いの方)

菊池祐

080-6554-0980

 

 

 

 

どうやったら売れるかなぁ

こんにちは「その嫁」です

ご近所の建具職人から

「コレを上手いこと売れるようにできんかね」 

と言われました

ソレがこちら

左側の組子です

右は弘前の鳩笛よ
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この形は無限大で

自由自在

組子ならではです

こちらの建具職人さんはコンパスと定規で溝を彫る計算をします。

スゲーんですよ。

建具職人さんは

経験に基づいた技術があるから出来ちゃう。

凄いですよね~

レジンを組子の中に入れたりもできるそうな

レジン入りの試作がコレです。


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んで

この組子

純和風なのですけど

だから、オチョココースター?なんて考えたり


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形によっては北欧風にも見える

「その嫁」は考える

どうしよう

オブジェ?

リース?

サンキャッチャーと組み合わせる?

 

もう

「その嫁」如きが思いつくアイディアは

既にやり尽くされています。

…(゜-゜)

やんべぇぞ

どうすんべ…

 

アイディアが出て来ないよーーー!

 

したけど

この魅力的な組子

どうにかして売り物にしよう

建具としては敷居が高いから

身近に…何か…出来ないかなぁ…

思う今日この頃でした

 

 

おしまい

 

 

 

786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(見習い) 菊池祐

080-6554-0980

定休 日曜日のみ

月曜~土曜日は工房で作業をしています(^^)

ドリル研磨のプロが来た!

こんにちは「その嫁」です。

 

本日はドリルの尖端を研いでもらった話です

 

我が家の道具を研いでもらってます

ドリルの尖端をグラインダーで

研磨して貰っています

 


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ドリルの尖端が角度が118°だろ?

コレが118°じゃなくなったら

例えば90°になったら…

カーブが…

あーだ、こーだ言っています


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なんか

よくわからないけれど

ドリルの尖端の研ぎ方を教えてもらっています。

シンニングは…?

なんだよシンニングって。

こう取るのだそうだ
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極端に尖端を平らにすると

こんな風になって~…と実演しながら

尖端の角度について説明をしています
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兄上も機械加工やってますので、

兄上は会社でもドリルの尖端を研いでいるそうで、

「俺は、会社が研ぎ屋に出したヤツも、自分で研いで使ってんもん。」

だそうな。

簡単にやってますが

コツがいるようです。
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「鍛冶屋見習い」がスマホで撮影してまで

知りたい技術だったようです

なんかよよくわからないけど

ピカピカになりました。


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「鍛冶屋見習い」が

「俺、やり方違ってたんだ~!!」と

色々!発見があったようです

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突然でしたが

 

機械加工、特級の兄上登場でした。

兄上「いや~簡単にはできね~ぞw」

と、ニヤニヤしていますぞ

 

 

おしまい

 

 

ついに~!切ったぞ


こんにちは「その嫁」です


さーて!

オンチャン(師匠)が切った銘と

「その嫁」が切った銘はどっちでしょう?!
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今日、初めて注文の品物に

土州勝秀の銘を切りました

緊張しましたよ~

注文の品物で切ったのは2丁

もう一つはコレ

勝の字が格好良くないです(;´д⊂)

しかし

「鍛冶屋見習い」が言うには

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秀の字は

「オンチャン(師匠)と瓜フタ!!」

瓜フタ?「瓜二つ」と言うことらしいです
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確かに、秀は上手くいった

土も「鍛冶屋見習い」に言わせると

「瓜フタ!!」のようです

 

こうやって、

今日も練習しました
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タガネ(左手に持っている棒)

とハンマーで切るのです

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90歳近いオンチャン達からは

「鍛冶屋が自分で銘を切らないとイカンやろ~!」

「旦那の仕事を取り過ぎやで~(^^)」

と言いっていました。

師匠も

「おい~!!銘は鉈を作ったモンが切らんと~イカンやろ~」

と言っていたのです。

 

でも、師匠ちょっと待って

大分前に師匠が自分から

「その嫁の方が(上手く)銘を切るかもわからんで~(笑)」 と

冗談めかしていっていたのですよ~(・∀・)

んで、

いよいよ本当に銘を切ることになって

オラが切った銘を見たら

オンチャン(師匠)…(゚-゚)

「なかなか…うん、ええな。」となって、

師匠と奥さんと満場一致で

「その嫁が銘を切ったらええ!」という

流れになり、

でも時々、師匠は

「やっぱり銘は作ったモンが…」

と言いつつも

「その嫁」に指導してくれて

今では「(鉈を)作ったモンが切れ!」とは

なーんも

言わなくなりました (^^)

 

我が家は、出来る人がやれる事をやったら

良いのです。

 

と、

冒頭の謎クイズの答えは

こちらでした。

オラが切ったぞ
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はい、

おしまい

 

786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(見習い)

菊池祐

080-6554-0980

モグラの毛皮

こんばんわ「その嫁」です

 

本題に入る前に…ご注意!

モグラの死骸画像あります。

後半には毛皮を剥いだ後の

赤いモグラ画像もあります。

苦手な人は見ないでね。

 

 

今日は二日前にもらった

モグラの毛皮を取りたいと思います

 

モールスキンってご存じですか?

昔はモグラの毛皮で出来た襟巻きや

手帳のカバーなど(モグラ何匹分よ?!)

があったようで

かなり高級品だったそうです。

 

なぜ今回

モグラが登場したかと言いますと

立派な害獣になるんだそうです。

四万十町がある中山間地域では

土をボコボコ掘りまくるモグラ

田んぼの水漏れを引き起こしたり

色々と厄介で、

農作物に大打撃を与えるそうなんです。

こんな小さなヤツが?!

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ビチョビチョなのは

水没させた後にもらったものの

毛皮を取る時間が無かったので

(そもそも、私が不在だった)

「鍛冶屋見習い」にお願いして冷凍保存してもらって…

昨日夜から冷蔵庫でゆっくり解凍したのです。

ビチョビチョですね。

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顔は正面から見ると鼻ばっかり目立つ
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手はキャッチャーミットみたいです

手のひらは人間みたいにシワがあります
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ツメは鋭いですよ~
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後ろ脚は小さいです。

ネズミみたい
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目は何処にあるかわからない

小さい
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さて 観察し終わったので

毛皮を取りましょう

仰向けにして…カッターで良いか
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捌いている所は割愛して、

(次、赤いモグラ画像あり)

胴剥きにしました。

靴下を脱ぐ様な感じで剥いでおしまい。f:id:kajiya40010:20201023103653j:image

毛皮の内側は肉がついているので

また次回。

いつもの通りに塩をまぶして、

布でくるんで冷蔵庫へ。

 

という、

モグラの皮を取っただけの話でした。

 

 

おしまい