勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

誰かな?誰だろう?

 

四万十町に住んでおる「その嫁」は

柚取りの手伝いが終わって

工場に荷物を置きに来たとさ、

小屋のシャッターをガラガラっとあけたら

「その嫁」のW650の隣に、なんと!

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30㎏の米袋が2つ

並んでいたとな。

「その嫁」は、なーんも、ビックリもせず、「鍛冶屋見習い」が松炭でも詰めた米袋だと思って、中身も見ずにシャッターを閉めて、工場でくつろぎ始めたそうな。

お菓子をコッソリ食べていたところに

「鍛冶屋見習い」が帰ってきてこう言ったそうな。

「米、誰がもってきた?!」

「その嫁」米なんぞ知るもんか、それよりもお菓子の空袋が「鍛冶屋見習い」にバレやしないかソワソワしていた。

「鍛冶屋見習い」が続けて言うには

「籾のままで入っているぞ。新米だよ。いったい誰が持ってきたんだ?」

「その嫁」良かったね、セーフ

お菓子の空袋はそっとポケットに突っ込んで

素知らぬ顔で「鍛冶屋見習い」と考える。

「誰かな?」

「誰だろう?」

「本当に、いったい誰が米を持ってきたんだろう?」(?_?;

 

 

おしまい。

 

 

早く食べようよ!

こんにちは「その嫁」です。

四万十町十和は柚真っ盛り。
皆さん柚取りに忙しくしている一方で、原木椎茸がボコボコ出だした!

炭焼き窯のオジサンは柚を採りたいけど、椎茸が出だしてしまったからさぁ大変!
今年はもの凄い勢いでポコポコ出る出る。
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「柚は何とかなっても、椎茸は待ってくれんがよ。」
炭焼き窯のオジサンの倉庫はカートに一杯の椎茸が沢山。
カート何個あるんだ?
「いくらでも椎茸はあるけん、好きなだけ持って行って。」
と言うことで、
いただいてきましたよ~

めちゃくちゃ大きい椎茸。
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椎茸は「鍛冶屋見習い」の肩ガードになりました?!
いったい何から守るのでしょうか?
椎茸の肩ガードは強そうにも見えません。
「鍛冶屋見習い」よ
もう、そんな事はしなくていいので食べようよ。
早く食べようってば!

…うーん"(-""-;)"

おしまい

なんてこったい!

こんばんは「その嫁」です…

あーあ
なんてこったい!
やっちまいました、
昨日の話しです。
柚子取りのお手伝いがお休みとなったので、前回お話しした出刃包丁の柄をせっせっと作っていました。

完成も間近になってきてウキウキしていたら
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見てくださいコレ…
ノミが入りすぎて亀裂が入ってしまいました
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もう使えません。
材料を無駄にしたーーー!
「なんと、目の込んだ(木目が細かい)ええ木じゃね~」
と師匠が褒めていた木なのに…

また、いちからやり直しですよ。
薪から切り出します。
その形ができていく段階がこちら。
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左奥の薪が手前の形になるまで大まかにですが、手作業で作っていきます。
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本当に薪からでしょう~(^^)

鉈で削ったり、あの指を削り飛ばすカンナに怯えながら、せっせと包丁の柄に近づけていきます。
出刃包丁といえど、鉈の柄と作る行程は殆ど一緒です。

「鍛冶屋見習い」が出刃包丁に合わせて手打ちで輪を作りました。
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コレを大まかに作った柄の先端の部分にピッタリはめ込みます。

今は輪のはめ込みが上手くいくようにヤスリで微調整しています。
そしたらお次は出刃包丁が入るようにボール盤で穴を空けます。

うーん
今度こそ失敗はできない!
ミスをしたらいよいよ困ったことになるぞ!
お客様を待たせてしまっている!

と、いうわけで経過報告を兼ねてのお話でございました。

おしまい

その嫁、注文を受けたぞ

こんにちは「その嫁」です。

私、鍛冶屋の木工を担当致します。
以前お話しした鉈の鞘が初仕事となり、お次は出刃包丁の柄を作ることになりました。

と言っても包丁の柄を作るのは特別。
柄は手作りできるのですよ。
今回の包丁はプレゼント用の出刃包丁として注文を受けました。
だから特別なのです。

んで、プレゼント用に箱は付けて貰えますか?
との要望もありましたので、
「その嫁」初めて包丁の箱も作りました。
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杉の木を薄ーく引いてピッタリ合うようにしました。
鍛冶屋の師匠が
「お~なかなか上手に作ったやないか~」
と褒めてくれたぞーい!
したけども、
「フシが有るのが一つ気に入らんな(笑)」
アチャー(=_=;)
やっぱりそうよね、そうだよね。
工場にある材料で作っちゃったからなぁ~
勉強になりました。

まあ完成も間近です!
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柄を仕上げて出刃包丁の刃をはめ込むだけよ。
この包丁の柄、
茶色の所はエンジュで白い所はヒノキを合わせています。
なかなか良いでしょ~
と満足感に浸っていると
「鍛冶屋見習い」が突然
「ありゃ?!ちょっとコレ、出刃包丁の柄には向かないかも」
え?!(?_?;
何故よ?!
アナタに教えてもらって作りましたぞ!

鍛冶屋見習いが言うことにゃ
「ダメだよ。出刃包丁って厚みがあるだろう?柄を入れたら割れるぞ。悪いねぇ~ゴメンゴメン」

(ノД`)いやーーーん!…作り直し決定~!
どうすんのよ?「鍛冶屋見習い」!
どうやって作るの?
「輪を作って、エンジュを柄の形に作ってはめ込めば良いんだよ。鉈の柄と一緒だよ。」

ははぁ~!
仰せの通りに致します。
そんなワケです。
申し訳ありませんが、完成まで今暫くお待ちくださいませ。
柄の輪はできました。「鍛冶屋見習い」が作りました。
「その嫁」はエンジュを柄のサイズに切り出しました。形を整え始めています。

うーん
難しいですね。
「その嫁」木工製品、修行中です。
頑張ります。

おしまい

ああ、ガニの季節も終わる

こんばんは「その嫁」です。
以前、道路でガニを捕まえた話しをしました。
(川蟹、モクズガニ、ツガニと呼ばれています)

あ、ガニってカニですよ。「その嫁」方言が抜けないので訛っているだけです。

その後もガニが二回?だったかな?三回だったカニ
兎に角、ガニがわが家に届きまくりました。
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なかなかビッグなガニです。
カニカゴの中にも控えのガニ達がズラリ
みんな怒っています。 

摑んでいるのは…
「鍛冶屋見習い」です~
前は「怖い~!!」と言って摑んでくれなかったのに、今は慣れたようですよ。
威嚇して怒っていますのでハサミが怖いですよ~
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見て下さい!このガニの手毛!ん?ハサミ毛?
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美味しく食べたいので、下処理についてしっかり調べました。
ガニはビニール袋に入れたまま、水から火にかけるんですって。
熱いお湯に生きたまま、袋にも入れずにダイブさせるとガニは暴れまくり鍋がひっくり返る危険大!
(;゚д゚)コエー

だから、調べたとおりに水から袋ダイブをさせてみたら
まぁ~安心。
鍋はカタカタいうくらいで数分後には…
チーン(°°)
ガニは動かなくなります。
体に溜まっていた汚いモノもこの時に出し切ってしまいます。
そしたら下準備は完了。

後は好きに調理したら良いのだそうです。

我が家は、始めは蒸しガニにして食べて
残った食べにくい脚などをガニ汁にして、二度美味しく食べます。

あぁ…ガニの季節が終わった…ガニ堪能出来て良かった。

次はなんだっけ?キノコだったかな?
キノコ、キノコ、バカマツタケ出るか否か?!
気になる人はバカマツタケで調べて見て下さい。
確か「鍛冶屋見習い」が大分前に紹介していたかな?

おしまい(^^)



あーー!言い忘れた

注意注意!
もしも川ガニを調理して食べる機会が訪れたなら!
川ガニはよーく加熱してくださいね。
ガニには寄生虫が居ます。生焼けだと感染しますよ。肺ジストマになると大変ですからね。
ザリガニにも居るワよ。
私は食べやしませんが。

本当に おしまい

初めて作った鞘

こんにちは「その嫁」です。
「鍛冶屋見習い」はやっと、私が投げたパスを受け取ってくれました。それほどロングパスを投げたつもりはなかったのですが。

昨日、初めて作った鞘が完成しました。
鞘って、鉈の鞘です。
勝秀鍛冶屋は全て自分で作ります。
材料を手に入れたら、木の皮を剥いで形を整えて乾燥させて…
何年もかけて準備してから、やっと鉈の鞘や柄が作れるのです。

今回はお客さんの注文で鉈の鞘と柄を作り直しました。
完成がこちら
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私が作ったのは鞘
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柄は「鍛冶屋見習い」が丸太から切り出して作りました。
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木の種類は槐(エンジュ)です。
木目と色合いが綺麗な木です。堅さもあります。
樫(カシ)の木には敵いませんが (^^)
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鉈1本で削り出して、更に削って削って、このキレッキレの角度見てくださいませ。
コレを私がそのうち作れるようにならないといけないんだよな。

「鍛冶屋見習い」には鉄を担当してもらって、木の担当は私になる予定。
何故なら、生産性向上の為です。
勝秀鍛冶屋は全部自分一人で作るから時間がかかる。
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鉈の刃の部分と柄のつなぎ目の鉄の輪っか(輪)と
止めるための釘(輪の下に見える釘)
これも手作りです。
輪は刃物に合わせて作ります。

だから、鉈を沢山作ることが難しい。
しかし、いい物でもある。
ここまで、手間暇をかけて作っている所は数少ない。
「鍛冶屋見習い」にあまり余計な事を言うな! と叱られそうなのでおしまいにしましょう。

はい
おしまい。

グラインダーを分解した

こんにちは、勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

いや〜強くなりましたね日本。そうです、またラグビーの話です。

私は8歳の時から20歳頃までやっていたのですよ。ポジションは主に3番でたまに8番。

その体型で3番?という細めのガタイだったのですが、スクラムは自信ありますよ。ガリガリの今でも。

ラグビーの話はもう良いですね、鍛冶屋の話です。

 

嫁の話にも出ていましたが、グラインダーの分解、清掃、調整をしています。

前職は機械加工をやっていて、発電用タービンの軸やケーシングを加工していたのでグラインダーはまぁそのミニチュア版の様なものかな、と。

 

一応、計測機器も持っています。

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グラインダーはハンマーと一緒に貰ってきたもので十何年?何十年?か使用しておらず、

  • 回転はするが音が大きい
  • 長く回すと熱を持つ

事が少しでも改善出来たらと思い分解します。

 

カバーを外すと、トタンの切れ端が挟んであるぞ…。あやしい。

 

まずは清掃。

 

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綺麗にして、同時に計測。

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ベアリングに異常は見受けられず軸の片側が痩せていたので0.03mmのライナーを巻いて対処。そこらは悪くないのですがベアリングユニットを乗せて押さえ込むケーシングが悪い。

 

合わせ面が機械加工されていない!

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さらに、

  • 合わせ面からベアリングユニットを押さえる内径の寸法がおそらく大きい。(合わせ面がガタガタなので計測不能。ケーシングを締め付けて計測すると径が大きい。)
  • 左右軸の中心が合っているかも怪しい。

 

機械加工で全部削り直したい所ですがそういう訳にもいかないので、そのまま戻すしかありません。

 

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心無しか良くなったような…。いや変わらないなぁ。

騙しなら使うようにします。これ以上時間をかけられない。

 

ダメになったら新品を買います!

 

 

【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋(松村)

〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429