勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

アメゴの供養祭は恒例アメゴづくし

こんにちはー「その嫁」です。

10日ほどブログをさぼっていました。

仕事はサボっていません、今日も仕事をしていますよ。

 

さて昨日のお話。

四万十町野々川に行きました。

アメゴの供養祭にお呼ばれしました。

場所はアメゴ陽一さんの養殖場
f:id:kajiya40010:20240428225903j:image 

野々川の集落の奥

県道の下にある道を下っていきます。

ちなみに県道を進んでいくと四万十市にたどり着きますが、すんげー山道です。
f:id:kajiya40010:20240428225915j:image

坂道を歩いていくと
f:id:kajiya40010:20240428225924j:image

奥にアメゴの養殖場が見えます。

f:id:kajiya40010:20240428225935j:image

もともとは杉が生えていて、それを切り倒して開けた土地にしたのだそうです。

40年近く前の事だって。

f:id:kajiya40010:20240429123559j:image 

アメゴの大きさごとに水槽を分けています。

見てみてグルグル泳いでいます。
f:id:kajiya40010:20240428225944j:image

こちらは昨年の11月に採卵して年末頃に孵化した稚魚達

f:id:kajiya40010:20240429123924j:image

ウジャウジャいます。今年もたくさん孵化した様でアメゴ陽一さんは喜んでいます。
f:id:kajiya40010:20240428230001j:image

 

そんなアメゴ陽一さん、羽釜でご飯を炊く準備中
f:id:kajiya40010:20240428230014j:image

薪をどんどん焚べて火力強めにするぞ!

白ご飯かと思いきや、山菜炊き込みらしい

奥さんと味付けでワイワイ言っていますが…
f:id:kajiya40010:20240428230028j:image

味は大丈夫でしょう。おでんの元を入れているんだもの間違い無いはず。

炊き込みご飯の支度が終わったら次は魚を捌き始める。

魚は何故かカツオ

「昨日、もらったんだよ」だそうです。
f:id:kajiya40010:20240428230038j:image

一方、奥さんはアメゴの唐揚げに忙しいです。
f:id:kajiya40010:20240428230048j:image

「その嫁」は味噌汁に入れるアメゴを素焼きにする任務に就きました。
f:id:kajiya40010:20240428230109j:image

焼けた順に鍋にダイブ
f:id:kajiya40010:20240428230122j:image

豆腐と一緒に泳いでいます。
f:id:kajiya40010:20240428230129j:image

あれ?羽釜の火まだ強いの?お釜吹いているぞ。もう弱くしてよいのではないか??
f:id:kajiya40010:20240428230139j:image

やっぱりそうよ。火を弱くして数分置いたら… 

ワオ!見ただけで美味いのがわかる。

山菜炊き込みご飯。

「コレにアメゴを入れようかな?」

いやいや、もういいべ (笑)
f:id:kajiya40010:20240428230146j:image 

ほらほら〜美味しそうだよ。味見をしようよ
f:id:kajiya40010:20240428230155j:image

味見を催促したらアメゴ陽一さんは何故か味見を渋る。

と言うことで「鍛冶屋」が味見?毒見役
f:id:kajiya40010:20240428230203j:image

「味付けバッチリ!」とアメゴ陽一さんに伝えたら今度は水槽へ走っていった。

何すんだ?あ、まさかお刺身アメゴ?

水槽の中に入っていった。
f:id:kajiya40010:20240428230211j:image

網で大きいアメゴを掬っています…
f:id:kajiya40010:20240429124258j:image


が、網が破けていて逃げました。

しかし気を取り直してオジサンは全集中
f:id:kajiya40010:20240429124314j:image
大きいアメゴをキャッチして「その嫁」に受け渡し中
f:id:kajiya40010:20240429124328j:image
また行きます。「まだまだ!6匹は欲しいね」
f:id:kajiya40010:20240429124336j:image

捕れたアメゴはお刺身行き
f:id:kajiya40010:20240429124440j:image

6匹って言っていたけど一匹足りないね。

運良く難を逃れたアメゴが居るなぁ。

これが供養祭の全容です。

アメゴづくしの料理です

カツオとアメゴの刺身
f:id:kajiya40010:20240428230220j:image

こちらは南蛮漬けと唐揚げ!他にはアメゴのチラシ寿司、味噌汁に塩焼きと干物
f:id:kajiya40010:20240428230227j:image

極めつけは、

「コレも食べて美味しいから!」と言って

また走って何かを取りに行った。

おそらくアメゴだろう。

「美味しいと思うのはアンタだけだって、止めとき!」という結構強めの奥さんの静止を振り切って持ってきた。

今年のアメゴの稚魚3センチはあるか?

しかも量が多すぎる…
f:id:kajiya40010:20240429124502j:image

「水洗いして踊り食いしよう!」

いやーーーーー無理無理!

止めとこうよ。

「イヤ美味しいんだって酢醤油で。」

踊り食いのサイズじゃないよ立派な魚じゃないか。

「イヤ本当に美味しいんだよ」

と譲らないアメゴ陽一さんはブルベリーおじさんをターゲットにして、稚魚3匹を踊り食いさせて「うん、食えん事もない」

という奇跡的なコメントをもらって満足していました。

その後残りのアメゴの稚魚は油でカリッと上げてオツマミにして、皆で完食しました。

という

アメゴの供養祭?で楽しく美味しくアメゴでお腹いっぱいにして帰りました。

ご馳走様でしたー!

おしまい

 

養殖場が気になる人はアメゴ陽一さんに電話連絡してください。