勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

濁り汲み?日本酒の話じゃ無いよ

おばんでーす「その嫁」でーす

 

前回のブログでちらっと出て来た言葉

「濁り汲み」

前の台風が来た時に初めて見ました。

日本酒っぽい「濁り汲み」って、

鮎を捕る漁法の1つなのです

 

四万十川が大雨や台風で増水すると

流れが速くて魚たちは支流の谷へ避難します

ソレをタモですくってしまう!

川が増水して濁った所をすくうから

「濁り汲み」
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ながーーーーいタモ?を川に突っ込んで

ガサガサ

何度か繰り返します
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ある程度やったら

今度は場所を変えて、鮎の逃げ込んでそうな所を狙います

移動も大変です

道の長さと同じぐらい長い竿
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濁り汲みも無闇に突っ込んでいるわけではなさそう。

コツがあるようです
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お?捕れたぞ

ウグイみたいなのが網に入っていましたが

狙いは鮎なので

ポイッと川へ返してしまいます

捕り始めが肝心なのかなぁ?

「持って行けや」と言って袋ごとくれたのは

捕れたての鮎!

いやいや!見に来ただけだから

いいよ~!!!

悪いよ~!!!

と言ったのですが…

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ちゃっかりもらってしまいました。

 

 

鮎の「濁り汲み」のお話しでした

 

おしまい