勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

修行してきたぞ!

こんにちは「その嫁」です。

先週の日曜日、修行をしてきました。

場所は鳥取三徳山投入堂

この崖の隙間に建てられたお堂の事です。
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国宝に指定されていて、日本一危険な国宝

とまで云われる所以は、そのお堂に至るまでの道のりが難所に次ぐ難所であること!

お寺に入ってから服装や装備品、靴のチェックが入ります。

あまりにも危険な為に、一人では入山できません。必ず2人以上で登るべし。

更には登山道入口でしっかりと入山届を書いて行きます。

私はリュックに水分を入れ、手袋着用

バッチリ登山スタイルです。

入ると直ぐ険しい坂道?崖?

両手足を使って、木の根っこに捕まり足元をしっかりと確かめてよじ登る。

粘土質の土壌が固まった登山道は滑りやすくて狭い。助けてもらっている木の根っこも、足元を引っ掛けるトラップと化していたり

何とか1つ目のポイントに到着です。

空に浮かぶお堂です、
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足元を見て下さい

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本当に崖っぺりに建っているのです。

高さの感覚が狂って来ます。
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たかーい!
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2つ目のお堂の前に鐘をついて、
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合掌してから釣り鐘の下を潜るように進むのです。その時に「その嫁」は柱に頭をぶつけました。恐らく「その嫁」の煩悩を見抜いていたのでしょう。神様、仏様すげぇや。

六根清浄を唱えて登り続けます。
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「その嫁」の心は水洗便所のように清らかではないので、六根清浄を唱えても唱え足りず

道中でヘビに出くわし心臓が止まりかけ、

汗だくになりながら、
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ついにたどり着きました。投入堂
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岩窟なのか崖に挟まったお堂

どうやって建てたんだよ?

説明はこちらをご覧下さい。
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若いうちに訪れておいて良かった

日本一危険な国宝のお話でした。

 

やはり、修行してきたけれど

「その嫁」は煩悩が108つもあるもんで

一度登っただけではダメみたいです。

また行かねば。

三徳山投入堂

 

 

おしまい