勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

作りは一緒の手のひらサイズ

 

おばんでーす「その嫁」です。

例の無限鉈地獄から少しずつ抜け出そうと、もがいていますが今日は別の鉈地獄に落とされました。

 

この鉈の所為です
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でも、作っていてちょっと楽しかった。

 

詳しくは…コレ見て見て 

何かわかる?手のひらサイズの
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腰鉈の鞘!

ちょっと事情があって急遽、手のひらサイズの鉈を作らなくてはいけなかったのです。

鞘の材料は四万十桧

実寸の物と遜色無いように木目の混んだ物を使いました。桧の木目がミニサイズでも違和感無く見えます。

んで、極めつけは鞘の山
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山がはまり込む溝をノミを使って取り

ホレ!ハマったべ?
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ちょっとキツめにしてあります。

作り方は実寸大と一緒

剣鉈も同じ作り方ですよ。


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柄も作り方は一緒

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木っ端からカンナで削って勝秀の柄にします
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「鍛冶屋」の指よりも細い柄の先
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だって剣鉈が極小サイズだから〜(笑)

きちんと樋を入れています。削っていませんよ〜作りは一緒だもん。
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鋼も入っています。
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柄をすげてしまうと砥げなくなるので先に砥いでいます。

 

腰鉈も同じく。
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裏を見て〜鋼が付いてますよ。

このサイズで、しっかり鍛接して焼入れしていますから切れます!
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勝秀鍛冶屋なら当然、輪も作った!
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そして完成品がこちら

手のひらサイズ
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こうしてみると…やっぱ銘を切りたくなってきた。
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銘…切れるかな。変態魂がウズウズしてきた。出来ない事も無いか?と思うから多分それなりにできそう。

明日、やってみようかな。

という訳で、再度こちらの画像を見てください。

実寸と見間違うでしょ〜 (⁠^⁠^⁠)
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という手のひらサイズ鉈のお話でした。

 

さて、明日に備えて寝るべがな

 

へばな!

おしまい