勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

銘の切り方を覚える為に

こんにちは、地域おこし協力隊、【鉈の勝秀】勝秀鍛冶屋見習いの菊池です。

 

勝秀鍛冶屋は山林用の鉈が主力製品で、今でも山師の方を中心に多くの注文を頂いております。

それらの鉈には必ずこのような銘が切ってあります。

「土州勝秀」f:id:kajiya40010:20160525221758j:plain

言われてから読めば読める気がしますが、なかなか読める人はいないと思います。

私も読めませんでした。

「鉈は銘を切らな格好がつかん。」と師匠は言います。

土佐の鍛冶屋は銘を切る鍛冶屋が多くあったと聞きました。しかし現代では刻印に代わってしまったか、専門の銘切士に依頼していると思います。

当然私も「土州勝秀」を刻むわけですので、覚えなくてはなりません。

書き順も決まっており、違う書き順で切ると格好悪くなります。

そこで書き順を覚える為に、師匠にマジックで書いてもらい、それをムービーで撮影して家で練習が出来る様にしました。

 

まずは同じ書き順で字が書けるように自主練習をしていきます。

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【鉈の勝秀】

勝秀鍛冶屋
〒786-0504
高知県高岡郡四万十町十川233-2
TEL 0880-28-5429