勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

御札じゃないよ土州勝秀だよ

おばんでーす「その嫁」でーす

これは何ですか?

とお客さんから質問されました。

「御札か何かですか?」と聞かれましたが
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あら、本当に御札みたいに見えますね

でも御札ではありません。

勝秀鍛冶屋お馴染みの『土州勝秀』の銘です
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左手で書いて練習します

右手でも良いのだと思います

書き順と字体を覚える為だから。

オンチャン(師匠)曰く

「左で書いて覚えろよ。(銘)切るのは左(手)やけん」

なのでずーっと左で書いてますが

たまに飽きて右手で書いてしまう

どっちもどっちな土州勝秀の銘です。

 

あれ?確かに御札っぽいや
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請求書を書いた時に押した判子のインクを取り除きたくて押したんだけど、

見た目、怪しい御札だなぁ

また書き続けます

土州勝秀

土州勝秀

土州勝秀

土州勝秀

頭のなかは土州勝秀ばっかり

今日は銘を切ったぞ

練習の成果は…まあまあだな

 

おしまい