勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

火床(ホド)の前でお留守番

おおはようございます「その嫁」です。

急遽、火床(ホド)の前でお留守番中です。

メラメラ燃えています。
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「鍛冶屋見習い」の所についさっき、オンチャン(師匠)がやって来て

「いや~ハンマーがおかしくなってね~、一人では直せん。手伝ってくれ!」

オンチャンのハンマーが朝から調子が悪いみたいです。
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「鍛冶屋見習い」は火床(ホド)に火を着けたばかり。
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だもんで急遽「鍛冶屋見習い」が「その嫁」に

お留守番を頼んだのです。

留守番の内容は火床(ホド)の炭の管理です。


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炭に完全に火が着いていない状態で、空気を送らずにほったらかしにしていると、不完全燃焼の炭から可燃性?のガスが出て

フイゴが爆発するんだそうです。この立派なフイゴが爆発したら、勝秀鍛冶屋(弟子の方)はやる気が無くなります。
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右のフイゴと左の火床(ホド)の間はパイプで繋がっています。
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5分おき位にフイゴで空気を送るのが留守番中の仕事です。
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空気を送ると炎が上がります。
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フイゴを引くとスォーーーーー!といって手に重さが伝わります。
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火はこんな状態。
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フイゴを押すと空気を押し出しているのが手に取るようにわかります。

「鍛冶屋見習い」が言うには

「あんまり、ほったらかしにしないでね」

「オンチャンのフイゴは爆発してっから 笑」

爆発の言葉に「その嫁」ビビっていたけど、

「大丈夫、オンチャンがフイゴを爆発させた時は30分近くほったらかしにしてたから  笑」

だそうです。

確かに…オンチャンはフイゴを30分ほったらかしにしそうだなぁ。

そんなこんなで、火床(ホド)の管理をしていたら、帰って来ました。「鍛冶屋見習い」

 

今日は焼き入れをします。

工房を暗くし始めました。
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もう暑い(゚A゚;)!!
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暑いぞー!

え?風が強くて窓開けられない?風で遮光が煽られるって。

熱中症になりそう。水筒にお茶を入れなくては。

 

 

ひゃー!

おしまい

 

 

786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(弟子の方)

菊池 祐

☎️08065540980

📧kajiya40010@gmail.com

💻https://katsuhide-kajiya.square.site/