勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

オラの右手が!指が!右前腕が!!

おばんでーす「その嫁」でーす

 

1度ブログを更新し始めると暫く続くけど、仕事が忙しくなるとパタッと更新しなくなるんだよなぁ~

困ったもんだなw仕事が忙しくてよ~。

いやいや

ちょっと「その嫁」格好つけで見栄張って

嘘ついてまったw

仕事が理由でねぇんだ。

ただブログネタを探すの怠けてらだけなんだww

 

ネタ探しはサボっていたけれども、

ここ暫くずーっと「その嫁」は鉈の柄を

集中して作り続けています。

ホレ先週は鉈の柄をすげたど。

ここにある鉈は奈良県秋田県に行くことになっているのもあるんだ。
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全部で7丁あるかな?

コレを2日間くらいかけて作業したのですが

まだまだスピードが遅い

オンチャン(師匠)なら7丁なんて

一日で終わる。

83歳になるのに凄いパワーです。 

鉈の刃を柄にすげる作業は力を使います

固い樫の木をノミで削り取る

画像では見えませんが右手のハンマーを使ってノミを叩きます。

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力が要る…

そして銑(セン)で更に削ぎ落とす

これも結構力が要るんですよ~

更に仕上げて輪をはめ込むためにヤスリで削る。

輪と柄(木の部分)には隙間が出ないようにキッチリはめ込みます。
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鉈がはまり込む時に輪が一緒に進んで

こんな風に木がまくれると、輪と柄がキツくはまり込んでいる証拠です。


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コレをやり過ぎると木が割れるのです。

割れないように、

でも輪の中が木でパンパンになるように

柄をすげていくのです。


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こんなことを毎月、数日間続けてやるのです。

「その嫁」鉈の柄ばかり作っています。

 

そうして何ヶ月か経つと

「その嫁」の右手は軍手の様に厚くなり

(軍手の例えで合ってんのかな?)

もともとは細いカッパえびせんの様だった指が

今ではすっかり太くなり 

お徳用?カッパえびせんみたいになりました。

更に更に、右前腕は

力を入れると、コワ~い!

 

なんだか格闘技の漫画に出て来るみたいな

モコモコの腕じゃん!! 

グラップラーとか

ジャングルの王者みたいになっている

…ちょっと大袈裟な例えだけど

シャレにならない程筋肉がついています

右腕だけ見ると男に変身しています。 

(´ヘ`;)

 

 

おしまい

 

 

786-0504

高知県高岡郡四万十町十川1106-3

勝秀鍛冶屋(弟子の方)

菊池祐

電話 080-6554-0980