おばんでーす「その嫁」でーす
昨日は知り合いのお宅から連絡があって、
納屋を整理したいから、
鍛冶屋で必要な物が有ったら、取っていって欲しい。
と言われてお邪魔してきました。
母屋は築100年以上
そのお宅からいただいた道具です。
「この家を建てた時(100年以上前)に使った道具みたいだよ。」との事。
新しい物も含まれていますが、全て用途は
山仕事の道具。
「その嫁」は名前も知らない物もある
これはツル 、鶴の頭みたいな形だからツル
本にも載っていた。
大きい木材に引っ掻けて動かす道具
ツルはかなりの大きさ
頭だけで1尺6寸越え、差し金が目一杯。
柄の元の太さもかなりの物
こんなのを振って使っていた明治時代の人は凄すぎます。
他にはハツリ
丸太を角材に削る道具
大事に仕舞っていたので
100年以上経っていても刃はピカピカ、
まだ使えます。
これも
なかなか大きい
その他にノコギリや斧、鉈なんかもあって
オンチャン(師匠)はあまりの珍さと懐かしさで、
終始、興奮しっぱなしで
「おい!親父の鉈や手斧があるはずよ」
と探してみたら
「あった!親父の作った手斧だ。いや~懐かしいね~。お、この鉈もそうじゃないか?」
「そうそう、これも(鉈)親父よ。これは、貰っていくぞ。」
とニコニコして手に取って
思出話をずーっと話している。
「いや~なんと、楽しかったね」とオンチャン。
良かった良かった。
しかし、家に帰ってからもオンチャンは興奮冷めやらず。
…夜眠れなくなるか、熱が上がるんじゃないか?
と「鍛冶屋見習い」と「その嫁」心配しております。
明けて、本日4月10日13時20分…
オンチャンはまだ「鍛冶屋見習い」の所に顔を出していません。
大丈夫かな?
後でオンチャンの所に行ってみよう。
おしまい
〒786-0504
勝秀鍛冶屋(弟子の方)
菊池 祐
☎️08065540980
日曜日定休