こんばんはー「その嫁」でーす。
鉈の修理のお話の続きです。
修理する鉈はこちら、柄と鞘を作り替えます。
前回のブログでは、鉛筆で印を付けていた所まで紹介しました。
コレコレ( ﾟ∀ﾟ)
電気カンナで削ると、こんな形になります。
鞘の山を嵌め込む溝を削り出します。
鞘の向きを間違えないように注意して、
丸ノコでギャンギャン切れ込みを入れていきます。((( ；ﾟДﾟ))) 丸ノコ、コワ～イ
斜めの所も切れ込みを入れて、
溝が出来たら残っている木を、手でパリパリ取り除いたら
今度はスワンネックみたいな形のノミで平らにします。
この道具も「鍛冶屋見習い」がオンチャンの道具を真似て作りました。輪っかも柄も自作です。
必要な道具は鍛治屋が自分で作ります。
なので鍛治屋は自分の道具を作れないと、仕事にならないって事です。
おっと、話が逸れました。
山と溝はピッタリ合っています。
山も鞘と木目を合わせて、なるべく綺麗に見える所を使います。
必要な線を引いたら、余分な所はバンドソーで切っていきます。
品物が小さいので慎重に。
バンドソーに指を引っ掻けたら、ノコの下に指が引っ張られてグシャグシャになります。
(((( ；ﾟДﾟ))) コワ～イ 「その嫁」ビビりです。
バンドソーを止めて画像を撮影。
お次はベルトサンダで角を取ります
大まかに削ったら一度、溝に合うか確認。
ピッタリですな。
しかし、まだ山の方が鞘よりも幅が広いです。
ベルトサンダで削りましょう。
そんで「鍛冶屋見習い」が書いた謎の落書き。
チャンプオン？チャンピオンの文字
落書きした人と同じで、しつこいですよ～(ﾟAﾟ;)
簡単には消えません。
まだ文字が見えますね
綺麗になるまでベルトサンダをかけて完成。
鞘の入り口側です。山は少し高めに作っています。お客さんが使っている紐が太いので、紐が外れないようにする為です。
新品の鞘と古い鞘です。
良いですね～
鉈を鞘に修める時もキツくなく緩すぎず。
逆さまにしても鞘は抜けない。完璧ですな！
(＊ﾟ∀ﾟ)=3
鉈の柄も釘を打って仕上げて完成です。
真面目に仕事をしていたら、オンチャン(師匠)がケーキを買ってきてくれた！！
いただきまーす！
「その嫁」は手前の ほうじ茶ケーキ にしたぞ。
やっぱり今日もツナギを着ていて良かった。
これだもの、腹回りは細くなるわけねぇ～ 笑
オンチャンご馳走さまでした。
おしまい
786-0504
勝秀鍛冶屋(弟子の方)
菊池 祐
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📧kajiya40010@gmail.com
