勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

炭窯が直った!やったー!



こんにちは「その嫁」です。

 

松炭を焼く炭窯の天井が壊れて1年半程

持ち主の椎茸オジサンがずーーーっと、考え抜いて独りで作業をして遂に修復完了!

 

 

天井がゴッソリ無くなりました。

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下準備として、

修理に入る前に中に木を詰めていきました。
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隙間なく詰めたら、今度は上に木のチップを敷き詰めて山盛りにします。


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大量のチップで覆われています。
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チップがびっしり
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焚口のレンガも新しくして通り道を修理しています。

チップの上にコモという、ゴザの様な物を敷きます。


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椎茸オジサンの作戦は、赤土を練った物をバケツにギュウギュウに詰めて、一塊にして並べていく。
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コモを覆い隠す様に並べたら、隙間に赤土を詰めてひたすら叩く

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叩く


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叩く
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叩くぅ……うう( TДT)手伝えなくて、ごめんなさい
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焚口から火を付けて温めながら、ひたすら叩く

そして炭窯に本格的に火を付けて窯を乾燥させていきます。
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炭を作る要領で火を止めて中が冷めるまで待って

今週の日曜日です。焚口のレンガを崩していきます。

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焚口はレンガの壁が二枚あります。どんどん崩していきます。この時がワクワクするのです。どれだけ炭として木が残っているのかなぁ。

根燃えが無いかなぁ、灰になってしまってないかなぁ等と考えながら開けます。
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今回の炭の量は予想外に多かったです。

奥に見えているのが炭です。
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詰めたままの状態で炭になっています。

コモはそのままの形で灰になっていました。
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朽ちた松も焼いているので、炭としては良くないです。ボソボソです。

しかし予め細く切った松は悪くなっていませんでした。芯のあるしっかりした松炭です。
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ざっと400Kg軽トラ2台分

椎茸オジサンは張り切って軽トラに山程積んでいます。
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炭窯は空にしておけないのです。空にすると炭窯が痛むのだそうです。焼く準備をしておかなくては。

松の木は調達できている。

さて、いつ木を詰めますかね?

 

 

おしまい