勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

鞘の材料はどこからやって来る?

おばんでーす「その嫁」でーす

今日は鞘のお話

勝秀鍛冶屋の鉈の鞘は

腰鉈は檜(ヒノキ)、剣鉈は朴木(ホオノキ)を使っています

そしてすべて四万十町

どこからこの檜や朴木はやって来るのでしょう?

柄については以前お話したかと思います。

山師の人から鉈と交換してもらっています

斬り倒して運搬してもらう手間賃とお礼です。

 

では鞘は?

地元の大工さんからもらいます

さっきもらって来ました

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角材の切れ端です。

地元の大工さんは四万十町の檜を使って家を建てたり修理するので、必ず切れ端が出てしまいます

オラん家も大工だったからわかるんだけど、

切れ端って結局要らないから薪ストーブにくべたりします。

今考えると勿体無いです

ついでに杉ももらってきました。

中はピンク色の良い杉材です
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早速、鉈3丁分の材料をバンドソーで引きまーす
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オンチャン(師匠)と同じ方法で材料を調達しています。

山師さん大工さん~ありがとうございます

しかも今日は車に跳ねられた狸もやってきた。

 

いやぁ~

昨今SDGsって言ってらけど、

もう鍛冶屋の木工に関して言えば上手く回ってらと思うど

そう言うわけです。

 

おしまい