勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

タヌキの油って、やっぱり臭い

こんにちは「その嫁」です。

 

今日は午前中用事があって鍛冶屋に居ませんでしたが、出先で鳴る電話

「もしもし?(コソコソ)」と出てみると、

アナグマいる?(毛皮を)剥ごうか、丸のままで持っていくかどっちがいい?」

とのお話

毛皮を取ってくれたらありがたいけれど、ちょっと申し訳無いので

「丸のままでください」と返事をした。

すると、午後にわざわざ時間をかけて鍛冶屋まで持ってきてくれた。

毛皮を剥いで、塩漬けにしてタオルを中敷きにしている途中。
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そしたらまたまた鳴る電話

「タヌキの油はありますか?」

ありゃ~タヌキのお客さんです。

在庫はあったかなぁ…

あったーーーーー!良かった。

でもまてよ。

タヌキの油って臭いのです。

匂いは大丈夫かなぁ

一応、庭のセージを入れて加熱した油が残っているのですけれど。

タヌキの油は兎に角、大嫌いな人には逃げたくなるほど臭い匂いらしい。

 

セージ入りのタヌキの油って

どんな匂いか例えると…

 

セージの茂みの中にタヌキが隠れて顔を出している感じ…かなぁ。

 

という。

タヌキ油って臭いっていうお話でした。

 

 

おしまい