勝秀鍛冶屋見習いと、その嫁

高知県四万十町で鍛冶屋の見習いになった。嫁は狩猟や炭焼きを始めた。

その嫁に弟子が出来ました

おばんです「その嫁」です。

ついに「その嫁」に弟子が出来ました。

 

今は弟子に鉈の柄の作り方を教えています。

弟子はオジサンです。人生の先輩です 笑

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自分で鉈の柄を作りたい!と言って

自分で材料と鉈を持って来ました。

「その嫁」も丁度、鉈の柄をすげている所だったので、柄のポイントを説明しました
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ポイント其の一

嵌める輪っかの内径を左右対称に綺麗に削る
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其の二

(わかりにくい…)

ナカゴが嵌まる溝の底は真っ平らにする事

側面もガタガタにせずに綺麗に削る事

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溝の底が凸凹だったり斜めだと鉈を打ち込んだ時に、ナカゴの尻の部分が飛び出たり

柄がナカゴに負けて割れたりします。

オジサンが彫ったナカゴの溝
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綺麗に削っています。

輪っかがハマる部分を削るように説明をしました。
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材料は天然檜、芯がありますけど丈夫なので問題無いと思います。
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好きに作ったら良いのです。

オジサンは自分で小刀をつかって削って形を整えているそうです。

「また見せに来ます!」

と言ってニコニコして帰って行きました。

どうもオジサンは今晩、お友達と焼き肉パーティをするようです。 

 

良いですね。退職後の楽しみ!と言って

自分の時間を自由に使って仲間とワイワイしている。

オジサン!カッコイイねー!

 

 

おしまい